トーナメントステージ別のブラインド攻略戦略

チップEV段階での基本戦略

  1. プリフロップ

  • BTNの行動: 約40%のハンドでレイズ

  • BBの対応: 高頻度でショーブ、フォールドは少数

  • 特徴: スタックの深さは影響が少ない

  1. フロップ

  • AT7モノトーン: 小さなレンジベットが有効

  • 654レインボー: チェックバック頻度が上昇

  • AQ7レインボー: 大きなサイズのベットを使用

残り75%段階での変化

  1. プリフロップ

  • BTNの戦略: チップEV時とほぼ同様

  • BBの対応: より慎重な3ベットレンジ

  • 特徴: リスクプレミアムの影響は限定的

  1. フロップ

  • 全般的な傾向: ベットサイズが若干下方修正

  • 654rでの特徴: むしろ大きなベットを使用する場面も

残り25%段階での変化

  1. プリフロップ

  • BTNの戦略: より保守的に

  • BBの対応: フォールド頻度が上昇

  • 特徴: ミニマムレイズの有効性が向上

  1. フロップ

  • 全般的傾向: ベットサイズの更なる縮小

  • エクイティ実現: 小さなベットで効率的に達成可能

バブル近辺での極端な調整

  1. プリフロップ

  • BTNの戦略: ショーブ頻度が大幅増加

  • BBの対応: コールレンジが強化

  • 特徴: ICMの影響が顕著

  1. フロップ

  • 654r: 全レンジでベット

  • AT7m: ベット頻度減少

  • AQ7r: 小さなサイズでのレンジベット

重要な戦略的ポイント

  1. カバーするスタックの意味

  • キャッシュゲーム: 大きな意味を持たない

  • トーナメント: 重要な圧力の源

  1. 効果的な攻略の条件

  • トーナメントステージの考慮

  • ボードテクスチャーとレンジの関係性理解

  • 相手の残りスタックへの配慮

  1. 注意点

  • 同じハンドを2回フォールドさせることはできない

  • プリフロップでのレンジ調整が、フロップ戦略に影響

  • バブル付近では極端な調整が必要

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