[カフェ・ソサエティ] "Café Society"(2017)

仕事で失敗してちょっと凹んだので、レディースデーかつレイトショーでふらっと観てきた。
1930年代のハリウッド黄金期を舞台に、一人の男と、同じ名前の二人の女が紡ぎ出す大人のロマコメ。
主演のジェシー・アイゼンバーグの演技が、もろにウディ・アレンを投影している。そこまで美形でもなく背も低くて早口で神経質で猫背、でもロマンティストで野心あり。んでなぜかモテる。
ウディ・アレン版「LA LA LAND」なんて言われてるらしい本作、ウィットに富んだスパイスが利いてて、ある意味淡々と進むのがこちら。ラストもあっさりだけどほんのり余韻。
「まぁ、こういう感じでしょ?ウディ・アレンって。」という映画。

クリステン・スチュワートとブレイク・ライヴリーだと、私は圧倒的に後者がタイプなのだ。美しすぎる笑顔とスタイルの良さが際立つドレス姿だけで観てよかった…もっと出番ほしかった…。あんな美人なのにくちゃって笑うのがかわいい。美しいのに超キュート。
あとギャングの兄が潔くて笑えた。何かあるとすぐ人殺してコンクリートに埋めちゃうという役柄。コミカルに描いてるからいいが、現実にいたら困る。

小粋なジャズと、華やかな社交界、「カフェ・ソサエティ」。タラレバが大人の胸を突く。
80歳過ぎていい意味で適当に映画撮ってる感じなのかもしれない。毎年新作公開されると追いつけないよね。元気元気。

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