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初めての恋人は女の子でした7

こんにちは。現役美大生であり、一児のママであり、スピリチュアルカウンセラーをやっています。

ここでは、私が実際に経験した過去の恋愛を描いています。初めての方はぜひ始めから読むのをおすすめします。

☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡

前回の続き

一緒に岡山大学の病院に彼と行くことになりました。
岡山大学は県内一頭がいい大学で、最先端の研究を積極的にしている大学でした。当時はジャンダーという言葉すら公に出ていないような時代で、どこの大学よりも性同一性障害のことについていち早く研究していたとこでした。
余談ですが、昔岡山大学の卒業生と合コンをことがあります。内容は割愛しますね。

病院について、診察室の前の廊下には別のカップルさんもいて少しほっとしたのを覚えています。
(あの人たちも恋人たちだよね。。。)

30分ほど待ったでしょうか。

診察室に入って彼が出てきました。

私「意外と早かったね!」
彼「うん。もう慣れてるからね。」

彼はあまり具合がよくなさそうでした。
(気持ち悪いのかな?それともやっぱ来ちゃダメだったかな?)
少し、不安になりました。

病院の壁には、性同一性障害のことについて書いたポスターやおしらせがありました。

ある、張り紙を見たとき、私は動けなくなってしまいました。
(。。。私が来るべき場所じゃなかったかも)
私が見たのは、性転換するときのビフォーアフターの手術の写真でした。
そこには女性が男性の性器を人工的のつけた場合の写真でした。
おそらく皆様が創造しているような自然な感じとは違うものでした。

(この手術をどやって??彼らはそこまでして男になりたいの?じゃあなんで、男に生まれてこなかったの?!)

私には正直理解ができませんでした。男とか女ってそもそもなんなんだろう。そこまで考えるようになりました。

彼にはその胸のうちなんてとても話せませんでした。

帰りお互いに言葉数か減っていました。彼はまだ具合悪そうでした。

私「今日は連れてってくれてありがとうね。来てよかった(本当は後悔でした)。」
彼「いや、ありがとうね。来てくれて。ホルモン注射は体の負担がかなり大きい。だから俺らみたいなのは命が短くなるだけで、長く生きられないんだ。それくらいホルモン注射って危険なんだ。」

私「え。。。。?!」

今なんて???

続く。。。


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