失敗しないパソコン選び(第1回)
第1回-なぜパソコン選びに失敗が起こるのか?(ガイダンス)
皆さんこんにちは。岐阜でサラリーマンをしています、マサと申します。
今回の連載では、誰もが一度は陥ったことがある「パソコン選びの失敗」、これを防ぐ方法についてお伝えしていきます。
さて突然ですが、以下の質問について皆さまの実情を教えてください。
○ パソコンで自分がしたいことを理解していますか?
○ パソコンの見た目やサイズ感を意識していますか?
○ パソコンを選ぶとき、誰の意見を聞きますか?
○ パソコンを買うとき、どこへ行きますか?
○ パソコンの値段の相場観を持っていますか?
この質問に、皆さまはどのようにお答えになりましたか?
自分にとって最適なパソコンを選び、購入するには、シチュエーションの想定が重要となってきます。
なぜなら、誰もが絶対に快適に使えるパソコンもありますが、業務用で50万円程度します。パソコン一台にこんな額を払っていたら、投資対効果が全く不明ですよね。
ここからは、例を挙げて考えていきましょう。
【ケース1:写真が趣味のA氏】
写真が趣味のA氏は、趣味のステップアップのひとつとして「家で集中して写真編集がしたい」「色味とかもこだわりたい」と思っていたとします。
そんな彼の場合は、家に一台高性能なデスクトップパソコンを買うべきでしょう。そして、写真の色チェックが出来る画面も一緒に導入すべき状況だと言うことです。そして、高性能なプリンタも揃えれば、ハードウェア環境は完璧ですね。
→この連載を通して、「高性能なデスクトップパソコン」の選び方が分かれば、A氏の場合は大丈夫ですね。
【ケース2:在宅で翻訳の仕事をするB氏】
B氏の仕事は主に、在宅で企業から依頼のあった文章の翻訳を行うことです。彼女は家庭もあり、日中は明るいダイニングで仕事をしたいと思っています。朝晩はパソコンを片付けてご飯の準備が出来れば良いですね。
そんな彼女の場合は、画面が大きめなノートパソコンがあれば充分ですね。ペーパーからペーパーへの翻訳のため、オフィスソフトは必須でしょう。ある程度の性能があれば仕事で不快になることもないでしょう。
→この連載を通して、「画面が大きめなノートパソコン(オフィスソフトつき)」の選び方が分かれば、B氏の場合は大丈夫ですね。
【ケース3:勉強も遊びもバイトも頑張る大学生になりたいC氏】
C氏は大学入学を間近に控えた高校生。4年間のパートナーとなるパソコンをどう選べば良いのか悩んでいます。
「レポートが書ければいいから、安くて良いのかな?」
「友だちと旅行で出かけた先の写真とか増えそうだな!」
「講義で持ち歩くこともあるし、大きすぎるのは嫌だな...」
「地元の友だちとWeb通話することもありそう」
「大学生協のパソコンってどうなの? 保障が充実してるとか??」
「大学でオフィスソフトを配ってるらしい。使えるかな??」
→大体の方は、「何でも出来ると嬉しいけど、いくら払えば叶うのかイマイチピンときていない」のが実情だと思います。この連載を通して、少しでもピンと来てもらえると嬉しいです。
まとめ
この連載のメインは、パソコンの仕組みを簡単に理解した上で、性能を大きく決める三要素を各回に渡り説明し、どのように選ぶべきなのかをお伝えしていきます。