作詞について
「作詞をしている」
そう言うとたいてい「すごいですね」と返ってくる。
なんだか相手にそう言わせることを強要しているみたいで恥ずかしくなる。
私は何も「すごいでしょ?」なんて、思ってないし、言われたいとも思ってない。
だって、私にとっては「楽曲(メロディ)を作る」ことのほうがもっと「すごい」ことだから。
私が作詞をして喜んでもらいたい人はその楽曲を作った人。それを歌う人。
その楽曲制作に関わる人たちが「いい曲できた!」って満足している、
その中に私の作詞が含まれていたらすごく嬉しい。
私はそれで幸せ。
作詞は自分の中にある言葉をアウトプットしていく作業。
2年ほど副業として作詞活動に取り組んだことがあるが、
ある時急に、自分の中身が空っぽになってしまった感覚に陥った。
「いい曲にしたい、喜んでもらいたい」と無我夢中になっていたので
インプットとアウトプットのバランスが崩れたことに気づいてなかった。
そもそも才能なんてない。
だからいつも誰かのモノマネからスタートする。
そのモノマネをさせてもらう誰かを知ること、研究することがインプット。
そのインプットが出来なければ、もちろんアウトプットもない。
そんなことを痛感して、私は副業としての作詞を中断した。
作詞活動は、お仕事であろうとなかろうと、依頼があれば引き受ける。
そんなスタンスで今も細々と続けている。
もし、もし万が一、奥が一、兆が一・・・
作詞者を探してる方がこの記事を読んでくださっていたら
こんな私でよろしければ、いつでもご依頼ください。
自身の音楽活動について書いた記事はこちら。