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こんな時だからこそ、ミッションに立ち返ろう。でも、その前にミッションの定義ってちゃんと言えますか?

なかなか先が見えないこんな時代だからこそ、前に進むにはコンパスが必要だ。企業にとってのコンパスと言えば、「ミッション」、「ビジョン」、「バリュー」などの言葉をよく耳にする。ただ、これまたなんとなくわかった気になっていて、「ミッション」と「ビジョン」の違うとか聞かれるとドキッとする。いまさら感はすごいけれど、恥ずかしい気持ちと安いプライドは捨てて、気になった時が調べ時。今回もnoteにメモを綴ります。

Q.ミッション、ビジョン、バリューの定義は?
★ミッション(Mission=使命、任務)
 自社の社会的使命存在意義を示したもの。
 →「私たちは何のために存在するのか?」

★ビジョン(Vision=構想、見通し、未来像)
 ミッションの達成を通じて目指す組織や社会の理想の姿を明文化したもの。中長期的な視点での将来像であるため、周辺環境や経営状態の変化など状況に応じて変更され得る。
 →「私たちや社会は、将来どんな姿でありたいか?」

★バリュー(Value=価値、真価、有用性)
 ミッション達成やビジョン実現のために組織内で共有しておかなければならない価値観や価値基準、行動指針をまとめたもの。
 →「将来ありたい姿になるために、私たちは何を大事にしながら動くべき
  か?」

Q.ミッション・ビジョン・バリューの大事な点はなあに?
・求心力や推進力を十分に高め、自社の役割をしっかりと果たすためには、
 ミッション・ビジョン・バリューの3つを正しく連動させることが必要。
・概念の定義や関係性についての解釈は企業によって大きく異なる。
・自社なりの概念の定義や関係性を全社員と共有できているかが重要。

Q.「経営理念」や「クレド」は何が違うの?
★経営理念

 創業者経営者の企業活動に対する「考え方」「価値観」「思い」「企業の存在意義」などをまとめたもの。時代の変化やニーズによって、再定義・再設定されるもの。経営理念の扱われ方は主に以下の3パターン。
 ①ミッションと同様の概念として扱われる。
 ②ミッション、ビジョン、バリューをまとめた総体と同様の概念として扱
  われる。
 ③ミッションのさらに上位に位置付けられる。

★クレド
 意思決定や行動の基準になる信条・行動指針。経営判断や従業員の業務などの行動の際に拠り所とする具体的な指針。より具体的な言葉で表現されている点が特徴。

■出典:ミッション・ビジョン(BiZ HiNT)
https://bizhint.jp/keyword/43786


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