1歳の娘と一緒に手ぶらキャンプ by Snow Peak 体験記(その3・やってみて感じたこと)
ここまで1泊2日の手ぶらキャンプの記録を綴ってみましたが、今回は感じたことを3つ書いておこうと思っています。
1.1歳児とのキャンプ、やっぱり娘のことがいろいろ気になる。
娘は今回がキャンプデビュー。私としても念願の家族キャンプでしたが、いざやってみるといろいろと娘のことが気になり、キャンプに集中という感じではなかったかなという印象です。それ以上に、妻に気苦労をかけてしまったこと(かえって、疲れさせてしまったのではないか?ということ)が申し訳なかった。。。というのが正直な今の気持ち。
「寝付いているとはいえ、焚火を囲んで妻と話をしている(娘から目を離している)時に何か起きないか?」、「寝袋から飛び出して、体を冷やして風を引いてしまわないか?」「夜中に娘の泣き声で周りのキャンパーさんたちに迷惑をかけてしまわないか?」など気になることだらけでした。でも、これすら実際にキャンプをやってみたからこそ気がつけた気になる点だと思うので、家族キャンプにトライしてみたこと自体はとてもよかったと思っています。
お子さん(特に1歳児~2歳児)連れの常連キャンパーさんたちは、先に挙げた点とどのように向き合っているのかめちゃめちゃ気になりました。そして、最近は子連れに優しいをウリにしている温泉宿もちらほら見かけるようになったのですが、1歳児~2歳児のキャンパーさんにとことん優しいキャンプ場(ないしは、キャンプ場の1ブロック)があったらいいなと思いました。自分が地元(東京都青梅市、奥多摩町)あたりでもしキャンプ場をやるなら、「1歳児~2歳児のキャンパーさんが安心して焚火を囲める」をコンセプトにしたキャンプ場をつくってみたいなんて、ふと頭に浮かびました。
2.子連れ(特に1歳児~2歳児)キャンプでは二兎を追うな。
さぁ、キャンプだということで、ご飯も焚火もいろいろと楽しみにして臨んだのですが、気づいたら終始忙しくしていて、ゆっくりする間もなく終了時間を迎えてしまったという反省があります。
もちろん、せっかくキャンプに行くので、「ご飯も大事にしたいし、焚火もしたい」などやりたいことは尽きないかと思いますが、やはり小さい子と一緒のキャンプでは、何をやるにしてもどうしても時間がかかってしまうもの。であれば、ゆっくりした時間を過ごすためには、大事にしたいことに優先順位をつけて、思い切って何かを手放してみることが大事なのかなと、妻からの話を聞いてハッとさせられました。
自分たちの家族の場合は、今のところはそこまでキャンプ飯に気合を入れなくていいよねという感じなので、次回のキャンプの際には、思い切ってご飯はがっつり手を抜いて(楽をして)、焚火だったり、その他の時間をゆっくりすることを大事にしたいです。キャンプも詰め込み過ぎず、余白を残しておくことが大事ですね。
3.スノーピークは好きだけど、キャンプ道具は全部スノーピークじゃなくてもいい?
手ぶらキャンプも正直結構お値段が張ったので、楽しみにして申し込みをしつつもどこか後ろ髪をひかれるような気がしていました。
が、やっぱりいろいろな製品を実際に手に取って使えることができたこと、分からない点はスタッフさんにその場で質問することができたことはとてもよかったと思っています(今回使った各アイテムも買って試そうと思うと相当なお金が必要になるので)。
そして、いざ使ってみると、私自身スノーピークというブランドも経営理念も大好きなのですが、これは絶対スノーピーク製がいいと思うもの(テント、焚火台など)と、もうちょっと他者の製品と比べてもいいかもと思うもの(テーブル、ローチェア、調理器具)の二種類があるなという気づきがありました。
選択肢が増えてしまったことで、むしろ迷うようになってしまったかもしれませんが、せっかくなのでこれからキャンプ道具をそろえる過程も楽しみたいと思っています。
次回はモノ編ということで、持って行った方がよかったものについて記載してみたいと思います。