"自分を大事にできていないこと"が僕の一番の弱みなのかもしれない。

ひとの長所を見つける、伸ばす。人を活かせる場をつくる。

基本的にこういうことが好きなのだ。ただ、先日やってみた自己分析で、肝心の自分を活かしきれていないことに気がついた。平たく言えば、自分を大事にできていないのだ。

あれもできない、これも大してできない。だったら、できる人に任せたらいい。できる人が思いっきりパフォーマンスできるように動いたほうが、全体としてのパフォーマンスも高いはずだ。

いつからかそういうことを強く想うようになった。

ひとを活かすことにこれほどにも意識が向くようになったのは、もしかすると、自分ができないことを受け入れすぎてしまったことの裏返しなのかもしれない。自分の強みは、もしかすると、自分に対する諦めの副産物のようなものだったのかもしれない。

自分のことはいいから、できるひとのために。

そんなことを繰り返しているうちに、いつの間にか自分を押し込めてばかりになっていた。誰かを活かすために奔走しながら、肝心の自分はいつもおいてきぼりだった。

自分を活かせる場所くらい、自分でつくってあげたっていいのに。自分のことはいつも後回しにしていた。

最近、いまいちパフォーマンスがよくないかもしれない。というのは、自分を活かせる場をつくってあげていないからなのだろうか。自分を押し込め続ける中で、心のエネルギーがどんどん枯渇してしまったからか。

誰かを活かしたいのであれば、その前に、誰かを活かそうとする自分を活かしてあげること。いろいろな理屈をつけて抑え込んでいた自分をちょっとずつでいいから開放してあげたい。自分のパフォーマンスを上げることが、誰かを活かすことにもつながるのだから。

自分を大事に。自分を活かす。
自分を活かしながら、誰かを活かしていく。

そういうこともこれから大事にしていきたい。


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