自己肯定感の低いWEBディレクターが、『ウェブ解析士』を取得してちょっとだけ自分を褒めてあげられたお話
こんにちは、WEBディレクター3年目に突入しようとするマツカワです。
以前、ぼくはこんなツイートをしました。
去年の7月に取得したウェブ解析士の資格なのですが、こちらは初回以降更新試験(=フォローアップ試験)を受ける必要があります。
更新試験結果報告をしたら、多くの方から祝福していただけました。褒められて伸びるタイプなので、本当に嬉しいです。ありがとうございます。
同時に、結構資格に対して関心を持たれているな…と感じたりなど。
なので今回は、資格取得してみてよかったなと思うところをつらつらと綴っていこうと思います。
※勉強方法などは今回は割愛します。需要があれば別記事で…。
ウェブ解析士って何?
そもそも、ウェブ解析士ってどんな資格なのか。
公式サイトでは、以下のように説明されています。
アクセス解析をはじめとしたウェブ解析データを活用し、デジタルマーケティングを通して事業の成果を導く人材、それがウェブ解析士です。
ウェブ解析士は、ウェブ解析スキルを身につけ、データを読み取り、正しい判断ができるスキルを習得することを目標としています。
引用元:https://www.waca.associates/jp/study/qualification/wac/
全部で363ページほどある内容をざっくりと噛み砕くと、
1.目的に対し、どの市場でどのようなアプローチを図るのかを考えたり
2.最終目標までに達成すべき指標を設定したり
3.広告管理ツールから取得したデータを用いて、広告運用を改善したり
4.解析ツールから取得したデータを用いて、サイト改善したり
5.解析結果をレポートにまとめる方法について学んだり
etc……
といった内容を体系的に得られる資格です。
ちなみに、個人的に一番苦労したのは『マーケティング用語』です。
↑試験前なので、バンド練移動中も勉強してました(メンバー撮影)。
昔からこの手の横文字暗記系が苦手で、今回もROIとROASの区別の仕方を
・ROI=りえき(三文字)
・ROAS=うりあげ(四文字)
で覚えたくらいです。
※計算式は、流石に公式を覚えました…。
資格取得してよかった5つのポイント
資格をとってよかったなぁ、と思ったのは主に次の5点です。
1.マーケティング用語を覚えた
マーケターや代理店の方と、対等にお話しできるようになったと思います。用語がわからず( ゚д゚)ってなることは少なくなりました。
2.実務において、視界が広がった
以下のような、ふわっとした理由だけの改善提案はしなくなりました。
1.なんとなくサイトが見づらいから、改善したほうがいいかな…
2.他よりPVや流入数少ないから、とりあえずコンテンツリライトしよう…
ページ上のどんな要素をよく見られているのか、来訪者情報と滞在時間の長さから、ターゲットのズレの認識やコンテンツそのものに対する興味度はどうなっているのか、といった情報を調べるスピードが少し速くなったような気がしています。
※もちろん、もっとブラッシュアップできると思っていますが。
3.インプットもっとしなきゃ! という意識に駆られる
流行のサイクルが早いWEB業界。だからこそ、常に情報をインプットしなくてはなりません。
冒頭でもお話したように、この資格は更新制度があります。
期日までにフォローアップテストに合格しないと、せっかく取得した資格が失効してしまいます。
資格維持のためにもインプットが欠かせなくなるので、勉強をサボりがちな人も続ける理由ができますね!
4.何かにつけて、数字や理由・理屈を考えるようになった
個人的には、日常生活でものを買う時やTwitterなどが特にそうなのですが…
・なぜこれを買おうと思ったのか
・このサービス(商品)のターゲットってどういう層なのか
・どれ位の文字数で、どんな内容を、いつ発信するとエンゲージが高いのか
・インプレッション数増やすにはどうすればいいのか
といったことを考えるようになりました。
まだまだではありますが、色々と今後も研究していきたいなぁと思っています。
5.自己肯定感がめっちゃ高まる
表題にもありますが、個人的にはこれが一番大きかったです。
正直、資格を持ったからといって何もかもが急激に変わるわけではありません。机の上のお勉強ができるからといって、いきなり実務にビッと反映させられるわけでもありません。
なんなら、資格を持っていなくてもめちゃくちゃ活躍されている方も大勢いらっしゃると思います。
ただ、「これだけ勉強して、こういう知識を得ることができたぞ!」という自信を持つことができる点と、試験合格時に自己肯定感が満たせる点はめちゃくちゃ大きいと個人的に感じました。
ぼくの場合は経験が浅かったり、過去に大きな挫折を経験しているのもあって、かなり自己評価が低いです。そこまで気にしなくてもいいのに、と思うところまで気にするし、結構引きずってしまうタイプです。
だからこそ、何か一つでもいいから自信をつけたい。
この業界で頑張るためにも、チャレンジしたんだという爪痕を残したい。
ウェブ解析士の資格をとってみよう、という気持ちを持つところから初め、少しずつ勉強を積み重ねてなんとか一発合格できた時は、
「ぼくみたいなのでも、頑張ったらなんとかなるもんやなぁ」
と本当に久しぶりに、自分を褒めてあげることができました。
結論
個人的には、こんな人にこそ挑戦してみてはと思います!
・WEB業界やインターネット広告業界にいる人
・マーケ戦略やWEB関連の知識など、体系的に学びたい人
・自分に自信がないけど、何かを変えるために動きたいと思う人
最後まで読んでいただきありがとうございました!
あ、一つだけ補足です。
「WEB解析士」と記載されている方をよくお見かけしますが…
とのことです。
※ぼくも一回ウェブ解析士警察に切符切られました。
以上です。
改めて、最後まで読んでくださりありがとうございました。