在宅介護日記(5)
〜お留守番出来なくなったよの巻〜
今までは、仕事の日はおとなしく留守番していてくれた。仕方ないと思ってくれていたのだと思う。だから、休みの日だけ気をつけていればいいと思っていたのに。。。(在宅介護日記3 参照)
今日の仕事中。休憩をもうすぐ終えようとした時に内線電話がかかってきた。
私宛てに義母から「連絡してほしい」「帰ってきてほしい」「歩けなくなった」との伝言。
何事?転んだ?どうやって電話した?玄関の電話まで歩いた?まぁ歩けなくはないけどなんで??折り返した所で電話を再び受けられるの?と謎だらけ。電話を受けた人も「転んで電話の側にいるのでは?」とか言うし。
えーー?どういうこと?上司の許可を得てとりあえず電話をしてみたら、知らない男の人の声で「S木です」(あ?畳屋さん?)
なぜか近所の畳屋さんが電話に出た。
どうやら義母はベッドにいるとのことで転んだりした訳ではないらしい。じゃどうやって畳屋さんを呼び寄せた?電話できないよね?
今日は珍しく人員に余裕があったので(とはいっても会議があるから人がいただけだけど)一時帰宅させてもらえることに。
「30分ぐらいでお願いします」とのことで←(まぁ当然なんだけど今、言わなくてよくない?)
ちょうど小雨になり傘なしで帰れた。
帰宅。畳屋さん、まだ付き添ってくれていた。
畳屋さんにお礼を伝え、詳細を伺う。
話を整理すると↓
•義母、ヘルパーさんが帰った後は夜まで誰も来ないと不安に→どこかに電話をしたいけど子機の扱いが出来ない(部屋に一応子機がある)
•玄関の電話まで歩けない(玄関まで歩いて訪看さんに電話した前歴あり)不安増強
•窓を開けて近くを歩いていた子どもに「畳屋さんを呼んでー!」と依頼
•畳屋さんが来てくれる→畳屋さんが嫁(私)の職場の電話番号を調べて連絡
•私(嫁)帰宅←今ココ
帰ってきたはいいけど、さてどうしたらいい?
「さて、どうしたらいい?」(あ、声に出ちゃった)
義母「私はどうしたらいいのー」
私「いや、寝てるしかないよね」
義母「歩けない」
私「今は歩く必要ないでしょ?寝ててくれたらありがたい」「私、もうすぐ仕事に戻るよ?」
義母「え」
私「いや、戻るでしょ。」「まぁ、とりあえずオムツ替えよう」
義母「よかった。。。(メソメソ)オムツドロドロで」
私「じゃ、横になって」
義母 (なぜか立ちあがろうとする)
まだ混乱中なのか。
立たなくていい、横になって欲しいと伝え臥床を促すと
義母「気持ち悪い。。。」→最初は唾液様、終えたと思ったら嘔吐。胃液かな?
そんなこんなで落ち着いてからオムツ替え→言うほど汚れてはいなかった。バルン留置中なので尿はバッグに出るし(バルン漏れもまあ多いけど)今回は便も少量。
でも本人的には気持ちが悪かったのであろう。
職場に戻り、電話を取り次いでくれた課長に報告。最初電話はデイサービスの方に繋がったようで、デイでもなんの電話か混乱を巻き起こした様子😅すみません。。。
仕事に戻り、なんやかんやバタバタしていたけど、どうしても早めにこの事件を共有したくて夫氏と義妹とのグループLINEにあらましを報告。(「S子見守り隊」というグループLINEを作っているのだ)
義妹が仕事を終えたら、様子を見に行ってくれることになった。ありがたい。
今回はたまたま仕事を抜けることができたけど、普段は難しい。これが続くとちょっと困る。
さーてこれからどうしたらいいのかねえ。
まずはケアマネさんに相談だなぁ。。。
しかしきっとまだこんなもんじゃないのではとは思ってる。
粛々と日々を重ねていこう。