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11月25日


亀島くんへ

え、もうやめた?ってくらい返事しなくてごめんね…言い訳すると、交換ノートは長期休みが弱点なの。前回の更新は8月じゃん?夏休みじゃん?夏休み明け、転校生とかもいるし、微妙にクラス内の関係性と変わってたりするからさ。今まで通りにノートを回せなくなったりする。だけど11月ともなると、逆に再開できるの。それが交換ノート…ってのは状態で普通にごめんちょ。

誕生日終わったね。2人とも忙しい誕生日だったね〜。9月の記憶あんまないもんな。
10月は何してたっけね?なんやかんやバタバタしてたよな。でもあれ、公園でピクニックしてサッカーしたのとか良かったよね。舐めプサッカー。

H/K

この間さ、凄い感じの良いイタリアンに行ったの。ちょっと根が張るけど美味しい雰囲気も可愛いお店。
そこに、3人組の女性が来たんだけど、3人ともすっごい可愛いくてさ。服もメイクも、きっとお店に合わせていつもより30分時間をかけてきたんだろうな〜っていう、真心みたいなキュートさがピョンピョン飛んでたの。
で、あ〜なんかいいな〜と思って。素敵だなって盗み見てたんだけど、ふとね。耳にね。「銀魂のことしか話してない」って言葉が聞こえてきたんだよ。
私はすぐさま立ち上がって「オィィィィィ!!!」って言いたかった。それをギリギリで堪えた。感動が身体中を駆け巡って、ワインを一息に飲みました。
女友達と、ちょっと高いイタリアンを食べられる年齢になって、いつもより丁寧に髪を巻く喜びも知って、景気付けにスパークリングを1杯目に注文する。そんな大人になってもなお、私たちの身体には銀魂が、或る。
この血はどこまでいっても、銀魂で出来ている。
BLEACHでも出来ている。黒執事でも、リボーンでも、デスノートでも。
サイゼより高くて美味しいパスタを食べながら、サイゼでしてた銀魂の話の続きをするって、もう、人生…人生マジたまんねえなと思ってさ。
同時に、もう2度と会わない彼女たちを友達みたいに感じた。スタイリングの感じとかだけ見ると、あんまり親しくならないタイプの女性たちだったんだけどさ、でも、彼女たちの血の中に銀魂が流れているなら話は別。それは友達。
銀魂って凄いよな。

美味しいご飯作ってくれてありがとね。
毎日プロポーズしそうになってるよ。私からプロポーズしたいって本気で願った場合、お前はどうする?

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亀島一徳と長井短
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