RPAの仕組みとはなんぞや
こんにちは。マリ・ワタベです。
12月になり本格的に寒くなりましたね。
社内ではインフルエンザが出ました...
今年もあと一か月なのでしっかり
手洗いうがいで予防を頑張ります。
ところで前回の続き
RPAの仕組みについて
その前に前回のおさらいを軽く。RPAとはでおさらいして下さい。
定型業務についてのお話しをしました。
今日は、RPAの仕組みについて話したいと思います。
そもそもRPAツールというのは、世の中に沢山あります。
以下、2019年のRPAカオスマップ
Peaceful Morningは2019年版のRPAカオスマップを公開しました。
愕然としましたか...?こんなにもあると迷ってしまいますよね。
「ところで、RPAの仕組みってなに???」
そうですね、本題に戻りましょう。RPAの仕組みについてだけど、
RPAツールでは、人間が行っている動作を代わりに行ってくれるロボットです。ただし、なんでもかんでもロボットができるわけではありません。
自動化をさせるためには、ロボットに実行させるオペレーションを整理しなければなりません。
整理といってもイメージが湧きにくいかと思いますが、
普段皆さんが行っている動作を詳細に書き出します。
例として勤怠管理の作業を見ていきます。
・ブラウザで勤怠管理画面を立ち上げる(マウスでクリックして立ち上げる)
・ログイン画面が表示されたら、ログインID、パスワードをそれぞれ入力(入力ボックスにカーソルを合わせて入力する)
・ログインボタンを押下する(ログインボタンにカーソルを合わせてクリックする)
このように詳細に書き出してみると、改めて人間が行っている動作を整理することができたかと思います。
自動化するためにRPAツールが操作対象を認識する必要があります。
RPAツールが操作対象を画面上から探す仕組みは大きく分けて2つあります。
操作対象を見つける方法
RPAツールが操作対象を見つける仕組みは大きく分けて3つです。
1.画像認識
「ログイン」ボタンなどを画像そのものとして位置を認識する方法。
色が変わったり、同じボタンが複数あると指定ができなくなってしまいます。
2.オブジェクト認識
「ログイン」ボタンの裏側の情報を分析して認識する方法。
色が変わったり、同じボタンが複数あっても裏側の情報(コードの内容)が変わってなければ正常に認識できます。
3.座標指定
画面上の操作位置を座標でとらえます。横方向、縦方向をピクセル単位で測り、「ログイン」ボタンの位置を指定するなどです。
このような仕組みでRPAで自動化を行うことができます。
RPAで実際に自動化してみよう!とする前に、行わなければならないのが、
業務の整理です。RPAの特性を考慮し、人間が行う業務、ロボットに任せられる業務と整理していくことも大事になってきます。
色々、詳細な話はしましたがとりあえず、何事も整理することは大事ですね。年末に向けて、マリ・ワタベの部屋も断捨離をして整理します。そうすることで本当に必要なもの、そうでないものの区別がつきそうです。
また、次回お会いしましょう。
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