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ぼくがコーチング中に評価・判断していること

コーチのこんぶです。

コーチングにおいてはクライアントを評価・判断しないことを求められます。

そもそも何を軸に評価・判断するんだという話です。クライアントの人生にはそれぞれの願いがあり、目標があり、価値観があります。コーチに限らず、赤の他人がずけずけと当人の人生に口出しする権利はありません。

それはそうなのですが、なにひとつ評価・判断していないかと言われれば、それは嘘だなと思ったので、そのことについて書いてみます。

ぼくのコーチングでは「本当にその人が選択しているか」を評価・判断しています。

人生の最終意志決定者は常に自分自身だ。自分の人生は自分が決めてきた。そのように考えているひとがほとんどだと思いますが、本当にそうでしょうか。

知らず知らずのうちに、こうでなければならない、こんな人生をおくるべきだ、あなたはこんな人だ、そんな外からの声を受け入れ、それが自分の意志と結合し、ほどけなくなっていることも多いのです。

ぼくはそれを、誰かの人生を生きていると呼んでいます。

それを自覚的にやっているのなら結構なのですが、無自覚にこうなってしまうと、なんで俺の人生はこんなにもいい感じなはずなのに、俺自身はつまんねーと感じてしまっているんだ。という状況になります。

無自覚なので、誰かの人生を生きることから抜け出すこともできません。

一生そのまま誰かの人生を生きて死ぬかもしれません。

ぞっとします。

自分の人生を生きるためには、確かにその人が、その人の心と体に繋がって選択することが不可欠です。

それを判断するために、コーチは言語情報以上のものをクライアントから受け取ろうとします。では具体的になにをどのように感じとろうするのか。この部分を言語化するのは難しいですね。また別の機会に試みてみようと思います。

今回はぼくが唯一コーチング中に評価・判断しているものについてでした。

無意識的な洗脳、常識の枠の外に出るとき、本当の意味での自己選択ができるのです。本当の意味での自己選択をした人は強いです。ありえないパワーを発揮します。それがすげーんだよな。

長くなってきたので、ここまで! またお会いしましょう。




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でたらめ荘のこんぶ
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