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「湯を沸かすほどの熱い愛」は勇気を沸かす

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#中野量太 監督の「湯を沸かすほどの熱い愛」を見ました。

人に勇気を与えるものってなんだろう?と考えることが多いです。

多くの人や作品から勇気をもらって今の自分があると思います。
できれば自分も誰かに勇気を与えるような仕事をしたいと思います。

この作品を見て感じたのは、愛こそが勇気を与えるのかもしれないということです。相手を真剣に思い、それを伝えることが、勇気を沸き起こさせる数少ない道なのではないかと。そこには大層な思想や古臭い宗教などいらなかったのかもしれないなと。

化物語の忍野メメではないですが、人は勝手に助かるだけで、本当の意味で成長するには、その人のうちにある何かを奮いおこす、沸騰させる必要があると思っています。他人から植えつけられたものなんて、3日もただずに枯れてしまうものです。だからこそ、うちにある何かを沸かす燃料が必要だなと。

それが一体なんなのだろうと思っていましたが、この作品は一つの答えを提示してくれました。愛だけが人を、勇気を沸かせるのかもしれない、そう思わせました。

愛には相手を信じること、理解すること、そして与えた愛がどうなっても怒ったり悲しんだりしないこと、それが真に自分のためになっていること、心に従うだけでそれ以上何もしないことが必要で、これはもう、簡単に使える魔法ではないのですが、多くの人がそんな理解を超えた魔法じみた力を使えることにも勇気をもらえるわけです。

この映画を作り上げた人から、途方もない愛を感じます。それは自分にとって何か救いのようにも思えるのです。どのようなスタンスで何を作り、何を伝えるべきなのか、その答えがあるように思えるのです。

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