66/1000 月のはなれ(分煙)@東京都中央区銀座 190906
銀座で100年以上続く画材屋さん月光荘のスケッチブックが好きで愛用しています。と言っても絵を描くのは稀(たまーに気が向いた時に、これも月光荘さんの色鉛筆で描く程度です)で、仕事で使ってます。
「うすてん」というシリーズがあって、薄い紙に、点が描いてあるので、そう呼ぶのですが、点があるので、アイデアスケッチしたり、縦横で表を作ったりする時、便利なんです。それと、表紙の色もカラフル(青、赤、緑、黄、グレーなど)で、その時の気分でチョイスしています。
↓今は黄色を使ってます。
拡大すると↓
↑点々が描いてあるのわかりますか。
あと、使っている理由がもうひとつあって、このうすてんの考案者が、私が勤めている会社の創業者の松下幸之助なんです。月光荘は、与謝野晶子、鉄幹夫妻や当時の文化人とも関わりが深く、松下幸之助も交流していたのだと思います。
前置きが長くなってすみません。その月光荘がやっているカフェも好きでたまにいくんです。
階段で上がっていきます。↓
どんどん、どんどん
あと23段!
あと15段で到着。5階まで階段で一気に上るんです。70〜80段ほどありそうです。エレベーターはありません。
上りきった先には
ビルの屋上にカフェがあるんです。
見上げると、切り取った東京の空が。まるでジェームズ・タレルの作品のよう。
銀座の隠れ家的な場所。まさに「はなれ」です。
室内に入ると
壁一面にアート作品が。若手のアーティストの作品展を定期的に開催しています。珈琲を飲みながら気軽に見たり、買ったりもできます。
また夜はお酒も飲めて、ライブもやってます。
月光荘さんは、画材を売るだけでなく、絵画、絵を描くことの楽しさ、豊かさを、この月のはなれで発信しているんですね。
日常でアートの楽しさを感じられる場所のひとつです。
東京都中央区銀座8-7-18 月光荘ビル 5F