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XR・メタバースを通した未来を想像&創造しよう!
▼先日ワーママTEC3としては初開催となった「XR・メタバース体験会」の開催レポートをお伝えします!
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2024年の2月に、このワーママTEC3 Insightプラットフォームの立ち上げをスタートしました。私の想いは別記事(半分うそくらいがワーママの両立にはちょうどいい話。)でぜひ読んでいただきたいですが、
このイベントや啓蒙活動の目的は、事業のリサーチ段階において「体験格差」→XR業界に片指くらいでも突っ込んでいる人と、そうでない人のある意味体験機会の有無によりXRを通した未来想像性が全く違うことを感じました。
メタバースと聞いて出てくる第一声は、
ビジネスパーソンでさえ、
「あー、あのちょっとオタク系の人たちがやるやつ?」
母親であれば、
「え!ゲーマーとか引きこもりとか!?そのイメージしかない!!正直アニメ系の世界とか気持ち悪いかも・・・」
(※業界の方々には申し訳ないですが、正直まだこの段階。)
というのが2024年1月段階の日本における多数意見であると。でも、世界的には2024年2月にApple Vision Pro空間コンピューティングがリリースされている訳で、そこから拡がる未来をもっと想像しないと、私たちはどこまでも世界から遅れをとる。
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コンテンツ_リアルメタバース『STYLY』ツアー
上にも書きましたが、母親や女性のインサイトとして
「ゲーム・アニメ系の世界観とか受け入れ難い。なんか気持ち悪い・・・。」
という人は一定数以上いると思います。ちなみに私も数年前まではそうでしたから。
私自身がUnity(ゲームエンジン)開発も学びましたが、現時点で日本にはどちらかというとアニメ寄りのVR作品が多いと感じます。ここまでの3Dゲームオブジェクト(そもそもゲームなので)はそうなりがちですし、後はやはり男性若手が集まりやすい開発者の趣味嗜好…も。
一転STYLYは、感性を呼び起こすような、又自然に受け取れるような(UIデザインもあると思いますが)作品が集まるのが特長でもあると思います。アート作品を自身の今居る空間に重ねることで、心が躍る自己拡張体験ができる。そしてそれは、女性やワーキングマザーが受け取りやすい空間でもあり。
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今回の体験会では、
STYLYのセッション機能をつかって4人同時に同じ空間に入り、いくつかのアーティスト作品・空間(シーン)を体験してもらいました。
▼どんなSTYLYの世界観シーンだったかというと、MR(複合現実)とVR(仮想現実)どちらのシーンも体験できて、空間自体が動くアートな作品から、ファッションブランドの世界観と洋服展示→購買までつながる一連が体感できるシーン切替えツアーでした。
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リアルメタバースの世界観を知ったみなさんの反応は?
▼そして、初めてHMD(VRゴーグル)をして、このSTYLYの世界観を知った皆さんの反応はこちら。
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MR(複合現実)とVR(仮想現実)で没入感も体験しながら、現実と仮想の融合を身体全体で体感していただき、それぞれの表情がとても興味深く、見ているこちらも楽しい時間になりました。
例えば▼下の左のシーンは音楽と共に水面とアートが迫ってくるような動きがあり、体験している彼女たちは、この臨場感を身体全体で楽しんでいたり。じっと鑑賞するスタイルの方もいれば、特に女性は?あまり抵抗無く全身で受け取っているような印象でした。
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他シーンでいうと、ファッション展示の後に等身大のアバターが洋服を着こなしている左のシーン。自分が後ろに回って360°ビューで洋服を確認することが出来ることに、ポップアップ展示の新たな可能性や、体感型購買で本当に必要なものであったり、自分に似合うものをロス無く選び取れるのではないか?そんな話が出ていました。
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このレイヤーが重なる世界がどう創られているのか知りたい!やってみたい!
お仕事でクリエイティブ制作を専門にされている方々は、やはりどうこのワールドが創られているのか。3Dは理解できたとして、この空間がどんな仕組みで出来ているのかという事にも非常に興味を持たれていました。
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私自身も、最初にUnity開発を学ぼうと思ったのは「XRのワールドって全く理解が及ばない」という事に対する好奇心でした。実は私自身すごく(歳を重ねるとより)感覚重視の人間ではありますが、どんな仕組みで成り立つのか、という体系を理解しないまま前に進めない性質があり。整理整頓や料理、仕事ではプロモーション体系化など、一連の繋がり・全体性を重要視するので、そういう人にもこの世界観は魅力があると思います。
Q.なんでゴーグル付けるだけで現実世界に物体が出てくるの!?という問いも、
UnityのSceneで作成した3DCGの映像に、ゴーグルのカメラで撮影した現実映像を重ね合わせて描写表現されている(OVR PassthroughLayer)ことだったり。
Q.このMR・VRの世界に自分が立って移動しているということがよくわからない
VR開発は、Unityカメラの座標は原点(0)に設定するのが基本。理由は現実のVRヘッドセットの位置とUnityのカメラの位置がシンクロしてVRとなる。そこからXYZ座標に拡がる世界にオブジェクト(木とかビルとか)を置いて作っていくという非常に地道でかつ膨大な作業でもあり。色々なアセットがあるとはいえ・・・
その点、STYLYはVRやARなどの作品をどなたでも簡単に創造・体験できる、リアルメタバースプラットフォーム。初心者向けのXRコンテンツ制作ツールでありゲームエンジンやプログラミングの知識のない初心者に向いている!
ということで、創ってみたい!と思った方やリアルメタバース世界観理解にもぜひSTYLY Studioからトライしてみてください。
親子で体験してみる!
今回の体験会にも、親子で参加してくださった方々が!
私がXRにどっぷりハマるきっかけも、中学生の息子が起こした【フォートナイトエロ画像事件】だった。(リード文章内にもリンクつけてますがこちらの記事にそろそろ解禁?なので書いてあります。)
子どもたちが起こす問題って、昨今は実に複雑で突然にやってくる(ように思えるけど、本当は親のテック、ゲームリテラシーの低さが原因だったりするかも。)
その上で、彼ら、彼女たちは間違いなく複合現実世界におけるネイティブであることは多くの大人が感じていると思います。ポケモンGoからフォートナイトはじめ、3DゲームやARは当たり前の時代。
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これから更に、教育の現場にも浸透していくと考えています。だってAppleVision Proの恐竜を見てしまったら、もう・・・
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その上で、親子が同じ体験をするってとても大事なことだと思いませんか?中学生にもなれば観ている世界がどんどん違ってくる中で、私は共体験が持てるのも1つXRの楽しみかと思っています。何のバイアスも無い息子たちから教えらえることの方が多いですが・・・親こそ遅れをとらないように。
【参加してくれた親子の感想】
中2の息子と参加しました。デジタルネイティブな息子は、あっという間にXRの世界に躊躇なくダイブし、そしてスイスイと泳いでいました!平面ディスプレイではなく、全方位の世界はとても楽しく魅力的だったそうです。
そして最後に。
もっとこの世界観が拡がることでXR・空間コンピューティング自体を生活や仕事に活用しやすくなると私自身は考えており、ひいてはワーキングマザーが、大切なものを大切に出来る時間や心の余裕も作れるだろうと。そして母親や女性だからこその、この分野における伸び代は大きいと捉えています。
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先ずは、やってみよう!Let's try it!精神で、今後も勉強会やワーママTEC3フェスなど開催していきたいと思います。
以上開催レポートでした。以下に参加者の声など付けておきます。最後までお読みいただきありがとうございます!
【参加者の感想】
・テクノロジーに関心があろうが無かろうが、今後避けては通れないので、積極的に触れていきたいと思います。知らないことばかりで大変勉強になりました!
・実際に触ると、これでいろいろ実現できるかもしれないというワクワク感が違いますね
【リアルメタバースでやりたい、やってみたいこと】
・ウェブ会議といったメタバース上のコミュニケーションを体験してみたいと思いました。
・他社とコミュニケーションや、それを発展させた共同作業。
・教育などの分野でも行けるかもと思いました。さらに高齢化社会に向けたサービス展開もあるかもしれませんね。
・VRゴーグルを付けた者同士のコミニュケーション。
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ワーママTEC3 Insight 代表 長尾