【マウスソールレビュー】世界初!クリスタル製マウスソールは安定感がエグイ!「Hotline Games 5.0」
最近はYoutubeの方が好評でこっちの更新が疎かにになっていました。
ブログではお久しぶりです。
こんちゃ、まっくです。
今回は世界で初めての「クリスタル」でできたマウスソールのHotline Games 5.0を購入しましたので、その使用感などをレビューしていきます。
1.価格とラインナップ
Hotline Games 5.0は商品名にあるように、Hotline Gamesから出ているマウスソールです。
実はHotline Games 5.0以外も3.0や4.0が販売されており、そちらは普通にPTFE素材のマウスソールとなっています。昔からマウスソールを販売しているメーカーですので、ある程度製品のクオリティには信頼があります。
現在4種類のマウスに対応しており、それぞれカラーが2種類ずつ存在し計8種類あります。値段はそれぞれ2022年3月現在のAmazonでの価格です。
対応マウス
logicool G PRO X Superlight用
logicool G502用
logicool G PRO wireless用(前世代GPRO)
RAZER Viper Ultimate用
1-2.内容物
内容物は以下の通りです。
1、マウスソール本体
2、脱脂用アルコール×2
3、オリジナルデザインクロス
4、オリジナルステッカー
5、同社グリップテープ商品案内
6、プラスティック製ピンセット
2.製品ビルドクオリティ
はじめクリスタル製ということで、ガラスの様に硬い物を想像していましたが、台座から剥がす時にPTFE製のマウスソールの様にしなり、意外と柔らかいことが分かりました。
余り曲げるとさすがにクリスタル部分が割れそうなので止めましたが結構曲げても大丈夫でした。市販のPTFE製のマウスソールの様に多少曲げても問題ありませんでした。
表面はクリスタル製ということもあり、透明な素材で、その奥に柄がプリントされているといった感じです。
表面は、ぱっと見ですがかなり平らで面が出ています。
PTFE製のマウスソールは加工の工程で端が盛り上がったり、逆に山のように中央が膨らんでいる物もありましたが、これはそのような事は無く、均一な表面です。
角はちゃんと丸められていて、柔らかいマウスパッドでも引っ掛かりはなさそうです。
裏面の粘着層はあまり見かけない黒色の粘着層でした。粘着がはがれやすいPTFEソールの上に重ね張りしてもしっかりと接着しましたので、通常の様にマウスに直接貼ると勝手にソールがはがれる心配はないと思います。
ソールを剥がす際にも接着剤が残る事は無く、きれいに剥がせましたし、再利用も問題なさそうです。
3.実際の使用感
今回はViperMiniの標準ソール上にHotline Games5.0を重ね張りして、様々なマウスパッドで滑り心地を確かめました。
(重ね張りしたのは、ViperMiniのリフトオブディスタンスが長い為です。)
個人の感想ですので、使用環境などにより変化する可能性があります。あくまで参考程度にお願いします。
・Skypad glass2.0XL
ガラス製のマウスパッドで日本でもそれなりに知名度のあるマウスパッドです。
マウスパッドの滑走面はザラザラで、通常のPTFEソールではかなり速いスピードタイプのマウスパッドです。
Hotline Games 5.0を装着しても、PTFEソールの様なかなり早い滑り心地でした。また、PTFEソールに比べて若干止めが弱くなったように感じました。
ただ、PTFEソールの問題点である摩耗に関しては全くなく、ソールを頻繁に交換する必要はなさそうです。
・Odin game infinity
聞きなれないマウスパッドだと思いますが、性質としては滑走面がきめ細かくなり、中間層スポンジが柔らかくなったRazer STRIDERあるいは飛燕だと思ってもらえれば大丈夫です。
マウスパッド滑走面は細かいザラザラで、通常のPTFEソールではスピード系バランスタイプです。
Hotline Games 5.0を装着すると、滑走時はPTFEソールと同じような滑らかさですが、止めが強くなります。止めが強くなる分初動も若干重たくなります。
・EsportTiger ground master SE
これもまたマイナーなマウスパッドです。他のマウスパッドにはないような滑走面を持っています。
滑走面は粗い凸凹が目立つような感じで、これはマウスを滑らしたときの切り返しの際によくわかります。通常のPTFEソールでは上記のinfinityよりも若干遅めのスピード系バランスタイプです。
Hotline Games5.0装着時は、滑走中も初動も一段階重くなりスピード系バランスタイプからバランスタイプに変化します。また、PTFEソールで気になっていたマウス切り替えしの際の凹凸感も気になりませんでした。
・VAXEE PA Mousepad
バランスタイプとして有名なZowie「G-SR-SE」に似た性質を持っており、若干こちらの方が滑りやすいです。
滑走面は、コーティング無しの布で少し毛羽立ったような感じでツルツルしながらも、若干フワフワした触り心地です。
通常のPTFEソールでは文句なしのバランスタイプです。
Hotline Games5.0装着時は、滑走中の滑りが遅くなります。初動と止めはそこまで変わらないか、少し重たくなる感じです。
・Steel Series Qck heavy
コントロール系マウスパッドとして世界的に有名なマウスパッドの6mmバージョンのよりコントロール性能を上げたマウスパッドです。
滑走面はしっとりとした、ザ布といった感じで通常のQckと変わりません。
通常のPTFEソールではかなり重ための初動と滑走です。
Hotline Games5.0装着時はわずかに初動と滑走スピードが遅くなりました。
まとめ
世界初のクリスタル製マウスソールでしたが、性質としては全体的にコントロール性能を向上させた上質なマウスソールだと言えそうです。
耐久性に関しても既存のPTFEソールよりも高耐久で、すぐに削れてしまうガラス製のマウスパッドでも全く削れずに使用することができました。
・Good
〇PTFE製と違って最初から面が出ているので初期と滑り具合が変わらない
〇接着剤がはみ出してないのでESTソールみたいにゴミがくっつかない
〇クリスタル製だけど意外と柔らかいので割れる心配とかはほぼなし
〇ガラス製のマウスパッドにも使用可能(使用感はPTFEとほぼ一緒かわずかに遅い。でも全く削れない)
〇PTFEと比べると飛燕やSTRIDERの様な凸凹系マウスパッドは初動が若干遅く、滑走スピードはほぼ一緒。PAやQckのようなコントロール系は初動も滑走中も一段階重くなる
・Bad
×1setにしては若干値段が高め(1400円ほど。でも付属品豪華だから許せるかも)
×対応マウスが少ないうえに汎用がない(GPROWLかViperULT用が一応汎用効く)
×滑走スピードを重視している人には向かない。
購入して満足できそうな人
・ハイブリット系マウスパッドにストッピング能力が欲しい人
・バランス~コントロール系マウスパッドをさらにコントロールに寄せたい人
・ガラス製のマウスでソールを削りたくない人
・マウスソールを頻繁に変えたくない人
最後まで記事を読んでいただいてありがとうございました!