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【AIM向上】Ryanguru式AIM術について雑記


こんちゃ、まっくです。

最近、巷を騒がせている韓国のFPSプレイヤー「Ryanguru」さん。

きっかけとなったのは↓の動画が去年11月末頃にTwitterで出回りだし、ZETA所属ストリーマーのKHさんがYoutubeで紹介したことでも話題になりました。


今回はRyanguruさんのAIM向上動画を視聴して、自分の中で変わった意識と、練習方法に関して雑記としてまとめます。

もちろん僕はRyanguruさん本人ではないので、Ryanguruさんが伝えたい意思が100%伝えれません。そこはご留意ください。

それでも、誰かのヒントになればと思い書いていきます。

前提として、上記動画を最低3回は視聴してください
(日本語訳あるので大丈夫です)
1回のみだとこの記事で伝えたい事のニュアンスが上手く伝わらないと思います。


1.Ryanguru式AIMとは


この章は、動画を視聴すればある程度理解できると思うのでスキップしてもらって構わないと思います。
視聴しても何となく意味が分からない方向けになります。


1-1.Ryanguru式AIMの前提

RyanguruさんのAIM向上動画では、他のAIM向上動画にありがちな以下の要素が動画内には無いです。

  1. マウスの持ち方

  2. 起点となる手・腕の特定の動作

  3. 姿勢

  4. その他セットアップ

上記の要素はRyanguruさんにしてみたら「なんでもいい」とのこと。

Ryanguru式AIMではその人に合った持ち方・姿勢をコーチングする為、特定の「この持ち方じゃなきゃダメ!」みたいなのは無いそうです。

ただ、ここで勘違いしやすいのは「なんでもいい」と「どうでもいい」を間違えない事。

Ryanguruさんが言う「なんでもいい」は、マウスを動かす際にしっかりとセンサー位置を意識できて、無理のない体勢を維持できる持ち方と姿勢のことです。

この姿勢は個々人でかなり差が出ます。

例えるなら、野球選手一人一人投球・打撃フォームが違うような感じですね。ただ、フォームが違うけれども、最終的な目標の速く正確に玉を投げる・遠くまで玉を飛ばすというのは一緒です。

ある程度は理屈に沿ったものが要求されますので、勘違いはしないようにしましょう。

※KHさんの配信の中で、1000人の内2~3人ぐらいでごくわずかに例外が存在するとも言っていましたが、本当に特殊なのでここでは言わないことにします。




1-2.AIMで意識する事

ここは動画の前中編辺りで紹介している内容になります。


動画内でRyanguruさんが、AIMをするときに意識しなければならない事は「センサーの位置」だと解説しています。

このセンサー位置の意識に関してRyanguruさんは「多くの人が間違った認識をしている」と語っています。

最も多く勘違いしているのが「マウス本体を傾けるとポインター(AIM)も傾けた方向に動く」ということです。

まずは、この間違った認識を改める必要があります。

動画内で下の様に分かり易く説明してくれています。

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マウスを傾けるとポインターが動くのは、マウスのケツを支点として傾けているので、ケツは動かなくても作用点(センサー部)は傾けた側に動いています。
これによりポインターは傾けた側に動きます。

では、センサー部(マウス中央)を支点としてマウスを傾けた場合はどうでしょうか?
結果は、ポインターは全く動きません。
センサー部が動いていないからですね。

このように、AIMを動かす為にはマウスではなく、センサー部を動かす必要があるということを理解して下さい。

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さらにRyanguruさんは上記の事に付け加えて、「プロや高ランカーの人たちは、センサー位置を動かす為にわざわざ腕の動きなどを意識しない」とも言っています。

これは1-1で書いた事と類似する箇所があります。

動画内ではshroudさんの配信を例に出して解説しています。


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shroudさんの動画では普段通りにAIMするのであれば、手首を動かすだけで済む場面ですが、直前に行っていた別のターゲットへのAIMのせいで、本来最小の動きだけではぎこちない動きになってしまうため、腕ごと動かして手首の可動範囲を広げ、AIMしている場面です。

Ryanguruさんは、例えこの場面を見ていた視聴者が「今どのように動いてAIMしていたのですか?」と質問してもshroudさんは答えれないでしょう。
なぜならば無意識的に手首だけでの動きでは不十分と判断して、腕ごと動かしているからです。

普段、体を動かそうと思ったときに「歩きたいから右足を前に出して…」と意識はしないはずです。それと同じことがAIMでも起きているだけです。

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と解説しています。

以上、AIMはセンサー部を動かすことで動く事を理解する事、そしてセンサー部を動かす時は無意識的に動かすことが大事だということでした。


2.Ryanguru式AIMの練習方法


この章ではKHさんの配信内で出た、KH自身がやっている練習方法と、実際に自分がやっている練習方法を紹介します。


2-1.画面の動きと手の動きの連動

これはKHさんが配信内で言っていた練習方法になります。

1-2の最後の方に書いた、意識的に体を動かそうとするのではなく、無意識でAIMすることをするための練習です。

練習場所:OWのカスタムゲーム
(OWでなくてもいいですが、botが動くモードがあるのがいいそうです)

左右上下に動くbotをトラッキングしながら撃つだけなのですが、撃つ際に腕の動きを見ながら撃ちます。

意識的には画面3割、腕の動き7割で見る感じだそうです。

これで身に着けたいのは、腕の動きと画面の動きをシンクロさせることです。

ポイントはbotに弾を当てなくてもいいということです。

あくまでも普段AIMをする際に、どのように自分が腕を動かしているのかを、目で見て視認し理解することです。


この方法はかなり理にかなっていると個人的に納得していて、少し前に武井壮さんが、運動神経の良い人と悪い人との違いについて解説するTV番組のコーナーがありました。

その際に「運動神経の良い人は頭の中で思った事を現実で同じようにできています。例えば目をつむって腕を90度横に挙げてみてください。運動神経の良い人はちゃんと90度横に上がっていますが、たいていの人は少し下がって80度になっていたり、逆に100度ぐらいに上げすぎていると思います。この誤差を無くす為には、鏡を見て実際の体の動きと、自分の頭で思い浮かべている体の動きの誤差を無くすのが効果的です。」

武井壮さんもこの鏡を使用しての方法を実践しているとのこと。結果は、今までの武井壮さんの活躍を見れば一目瞭然でしょう。
いかに、現実と脳内の動きをリンクする必要があるのかが分かります。


2-2.まっくちゃんが意識した練習

ここから先は2-1で書いた事とは別に個人的に気になった箇所の練習です。

僕の課題は以下の点です。

  1. AIM練習ソフトとインゲームで明らかに力の入り方が違う

  2. センサー位置の意識が理屈ではわかるが、体が理解してくれない

  3. マウスの握り方が毎日変化してしまう

それぞれ、改善するために意識しているところをかきます。


1.AIM練習ソフトとインゲームで明らか力の入り方が違う

これは、僕がFPS視点の音ゲー「McOsu」と「ヴァロラント」をやっているときに気が付きました。

↓McOsuのプレイ動画※音が出ます


自分で言うのも何なんですが、「McOsu」に関しては割といい感じのAIMを持っていると思っています。
激しく動かし、フリックもトラッキングも両方の精度が問われるゲームです、そこそこの正確性を出せます。もちろんヴァロラントなどのゲームと同じようなマウスの握り方をしていて、McOsu専用の持ち方などはしていません。

しかし、ことヴァロラントなどになるとそのAIMが出ません。
McOsuでは緊張しないはずの指が、ヴァロラントではめちゃくちゃ緊張し誤タップをしてしまうほどです。

何が両者間で違うのかと考えたときに、McOsuではメインボタンをクリックする必要が無いゲームということに気づきました。

ヴァロラントでは銃を撃つのにメインボタンをクリックします。その際に人差し指に力を掛けてしまい、結果として指が緊張状態になり正しくフリック・トラッキングができない事態になっていました。

これに関しての改善策ですが、「ひたすら練習するしかない」しか思い浮かびませんでした。
OWかヴァロラントの射撃訓練でBotを撃つときに「人差し指は力を入れない。人差し指は力を入れない。人差し指は力を入れない。人差し指は・・・」と念仏のように唱えながら練習しています。

多少効果が出始めましたが、やはり試合になってくると後半その意識が薄れてきます。そのたびに念仏を唱えています。
最終的には無意識に意識できるように練習しながらプレイしています。


2.センサー位置の意識が理屈ではわかるが、体が理解してくれない

これに関しても上記と同じような経緯なのですが、改善方法はかなり荒治療でした。

センサー位置を体に覚えさせるために、G-wolvesのHSK Plusが効果的でした。

HSK Plus 89×58.5×36mm 重量40g つまみ持ち専用という非常に尖った形状のマウス。

このマウスは超小型&軽量で、本来はつまみ持ち専用として指先で操作をすることを前提としてつくられたマウスです。そのマウスを無理やり手の平に収め、つかみ持ちと同じような持ち方で使用しました。

マウスが小さい分、センサーの位置が分かり易く、加えて軽量なのでRyungleさん動画内であった、何も握らないで手を動かす状態に一番近い状態にできました。

これを1週間ほど使用し続けた結果、ようやく体がセンサー位置のことに理解をしてくれるようになりました。
1度体が理解してくれると、他のマウスでも理解しやすくなりました。

当時はリスナーさんから頂いたHSK Plusがこんな風に役立つと思ってなかったので、感謝してます。


3.マウスの握り方が毎日変化してしまう

これは恐らくデバイスオタクならではの問題なのかなと思っています。

色々なマウスを握っているうちに、どのマウスでもある程度持ててしまう。持てる持ち方をしてしまうことによって、特定の持ち方が無い。結果として同じマウスでも日々の調子でマウスの握り方が変化してしまうのだと思います。

これは上記の「2.センサー位置の意識が理屈ではわかるが、体が理解してくれない」を改善したら、おのずと解決しました。

恐らく、体がセンサー位置の理解を示したことで、勝手に最適な持ち方をしてくれるようになったためだと思います。
今は、その最適な持ち方をさらに固定するためにSospacerを貼って固定しています。

結果として、毎日マウスの握り方で調子が上下していたことのストレスが軽減されたので、精神衛生上もよかったです。


3.最後に

ここまで約4,500文字読んで頂きありがとうございます。

書き始めた時期と書き終えた時期で2か月以上開きがあるので、多少書き方は変わっているかもしれませんが、勘弁してください。

この雑記を見て一人でもFPSプレイヤーが増えれば、強くなればいいなと思ってます。

この先の日本での競技力が上がれば、FPSタイトルで世界1をとれる日も近くなってきます。少しでもFPS界で後世の役に立ちたいと思い、この記事を書きました。

この記事以外にも、悩めるデバイスオタクに向けてのレビュー記事を書いていますので、よかったら関係記事の中から読んで行って下さい。

それではまた次回お会いしましょう!
まっくちゃんでした。バイバイ。

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