乳がんかも?!これからどうなるの? ②細胞診・マンモトームをうけました
こんな話
仕事最優先できめた予約日、マンモトームの検査を受けました。
思ったより辛い検査でした。
R4年2月のある日
クリニックにマンモトームという乳房細胞診を受けに行きました。
「検査のためのスタッフを集めているので、できればキャンセルしないでくださいね」
そう言われていたのです。
思うに、乳房に針を刺すという行為を想像すると恐ろしすぎて、「やっぱり辞めます」という人がいるのにちがいない。
わたしも当日朝まで不安で「熱でも出ないかな」と思い¥っていました。
検査室に行き、立った姿勢で装置にがっちり固定されます。
「動くと危ないですからね」
と看護師さん。
恐怖の中に立ちすくんだあの日。
あいまいな記憶をたどると、局所麻酔を打たれました。
スタッフがわたしを押さえていたような気がします。
バチンと音がして、ぐいっと引き抜かれる感覚。
針を刺すちくっとした痛みを想像していたのに、想像を超える痛み。
スタッフの「〇時」という声が聞こえ、
時計の針の向きで採取する方向を示していると想像しました。
12時→上。3時→右。
早く終わって、痛いです。
と心の中で叫んでいました。
引き抜かれるとき「うー」と声が出てしまうくらいの痛み。
その後も、「〇時」「〇時」となかなか終わらず、
ぐいぐいと引き抜かれ、ぐったりしました。
「終わりました。辛い検査なのによく我慢しましたね」
そういわれたが、この辛さは想像していなかったので、裏切られたような気持ち。検査してもらっているのに、痛めつけられたようなうらめしい気持ち。まあ、いいか。これで潔白が証明されたんだから。
この日の痛みは、その後の苦しみに比べるとちょろいものだと知るのは、2か月後のことになります。
愚かなわたしは、次の外来予約も仕事最優先で決めたのでした。
「あ、その日は仕事で無理なんです。その次の週なら……」
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