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二次創作するタイプのオタクの話

Twitterが重くて開けない時に前々からやろうと思っていたnoteデビューをしようと思います。

自己紹介

一次創作~二次創作、二次元から三次元までわりと手広くオタクであり続けて数十年という、特に何の自慢にもならないし履歴書にも書けないキャリアを持っています。
同人誌を作り始めてからおよそ20年程度。作った同人誌はコピー本やアンソロ主催、合同誌を含めると60冊近く。メインは字書き、時々漫画を描くタイプの同人誌を出す系オタクです。
遡れば私が初めて同人誌という物の存在を知ったのはフジリュー版『封神演義』から。当時はまだ週刊少年ジャンプ連載中だったと思います。あの頃はまだまだひとつの巨大な覇権ジャンルという作品が存在していました。その筆頭が封神演義でした。懐かしい……地方のイベントや個人主催オンリー、個人サイト、お絵かき掲示板……何もかもが懐かしい。その頃から既に男キャラ×男キャラが推しカプでした。今読み返すとたぶん別のカプにハマりそうな気がする。
その当時はバリバリ同人誌を出す方よりもグッズサークルが主流だったように思います。まだコミケデビューしてなかったから地方だからこその流行りだったのかもしれないけど。グッズと言っても今のようなアクスタとかではなく同人便箋とかラミカ(!)だったな…。同人便箋はもはやネタみたいになってるグラデ便箋に憧れたものです。フルカラー便箋なんて豪華な物もあり、オタク友達(この頃は雑誌に本名住所を載せて文通相手を探したりしていた時代)と綺麗なイラストの便箋を交換したりもしました。ペーパー配布者様募集懐かしい。まだPixivはおろか個人サイトも黎明期なのでペーパーでしか頒布物やイベント参加予定が確認出来ず、サンプルも当然確認出来ないままに郵便局へ小為替を買いに行って郵送で通販をしていたものです。
普通の茶封筒だと小為替が透けて見えちゃうから事故防止のためにコピー用紙とかで包んで送ってたな…そしてうっかり通販申し込みで届いた小為替の有効期間を忘れて換金できなくなったりしてたな…。

そういった経験を経ているので、Pixivが出来てSNSで交流が出来て書店通販で同人誌が買えるって素晴らしいなと古からのオタクは思うわけです。
ジャンル遍歴は割愛します。上記した通り2.5次元や3次元も通って来たからね!

note運用について

このnoteではとりあえず出した同人誌の話をぽつぽつと書いていこうかなと思っています。どのジャンルでも基本少部数(過去いち刷った同人誌でも150部くらい)のピコサークルなので何の参考にもならないかもしれませんが。
というかピコサークルって言い方もたぶんもう完全に死語な気がする。
ここ10年くらいは昔の封神演義やテニプリなど覇権ジャンルがあった時代に比べて流行りが分散してるなーと感じます。たぶんSNSやPixivの登場やネトフリなどで新作アニメが放送されない地域というものが実質ゼロになったことが大きいのかもしれません。あとソシャゲがめちゃくちゃ流行ってるのもありそう。ソシャゲほぼやらないのでわからんけど。
何が言いたいのかと言うと昔のように覇権ジャンル!というものが無くなったため所謂同人バブル期みたいにとんでもない部数を刷るような超大手サークルさんとかあんまり聞かなくなったなーという印象。そしてオンデマンド印刷がどんどん高品質低価格になっていっているためそれこそ1部から刷れる印刷所もたくさんあって、超少部数でも印刷所で同人誌を刷るって方が増えたなーと思います。昔は30部くらいならコピー本かなってイメージだったけど今は30部ならオンデマって思うもんな……良い時代になりました。
すぐ懐古厨になる。
お薦め印刷所を紹介されている記事はたくさんありますし私も大変参考にさせていただいていますが備忘録的に私が刷った本を記事に残しておくのも良いか、と思っています。

ということで、昨日同人誌を一冊入稿したばかりなのでそれが刷り上がったら写真を撮って色々書いて行こうと思います。
因みに今回久しぶりにオフセットで刷ったから楽しみです。なんか、こう、数年ぶりに特殊紙に多色刷り表紙にしたいという熱が再燃したので……三色刷り表紙に本文も色刷りだよ楽しみー!

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