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ひらがな~48音の秘密~ 3世オリジナル

今回の話題は「音が脳に速く響くか、遅く響くか」です。


最も脳に速く響くのは「ぱぽぺぴぷ」で0.249秒だそうです(NTT基礎研究所調べ)。
銃が発射されるパーンとか、ピキッ・パキッていう音は命に関わりますから、脳に速く響くのだそうです。

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次が「たとてちつ」の0.256秒、3番目が「かこけきく」の0.260秒と続きます。
高貴な響きのタ行と、金属音のカ行は反応が速い、、、非常時のキャーは正解です。(^ω^)

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以下は、説明を省いて速い順に並べると


B「ばぼべびぶ」
H「はほへひふ」
D「だどででぃどぅ」
G「がごげぎぐ」
W「わうぉうぇうぃ」
J「じゃじょじぇじゅ」
M「まもめみむ」
Z「ざぞぜじず」
R「らろれりる」となります。


最後に遅いのは、N「なのねにぬ」の0.327秒、S「さそせしす」の0.378秒となります。


人の名前(ファーストネーム)にカ行がつくと性格が勝ち気になる、タ行は人に命令されたくない傾向がある。

また、一番遅いサ行、特に名前の頭にサ行の音を持っていると、いい意味だと繊細ですが、悪い意味だと優柔不断とか決断が遅くなる傾向があるそうです。(;´д`)

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言葉には一音一音意味があります。


漢字が伝わる前から日本で話されていた言葉が「大和言葉(和語)」です。

大和言葉は、縄文時代以前からもともと日本列島で話されていた言葉で、平たく言えば、漢和辞典の訓読みです。訓読みに当たるのが大和言葉であり、音読みの方が中国から入ってきた読み方になります。

言葉は、古の時代には「言の葉(ことのは)」と呼んでいました。一音一音には大切な意味がありますので解説します。



「こ」は、”凝る”とか”凍る”の「こ」ですから、固まるものを「こ」という音で表しています。

「と」は、止まり留まるものです。すなわち「こと」とは、凝り止まったものです。何が凝り止ったかと言うと、心の中に凝り止った”思い”のことです。

「は」は”晴れる”とか”払う”とか”放つ”など、外にほとばしり出る様子を表す音です。

つまり、思いや考えが凝り止ったものを外に発することを「ことのは」と言うのです。もっと言うと「言の葉」とは、”生命の発露”であり”魂のほとばしり”が本来の意味なのです。



また大和言葉というのは、世界中の言語の中で最も自然発生音がベースとなっている特別な言葉です。


例えば「らりるれろ」ラ行の音ですが、舌を口の中で巻いて素早く回転させないと出ない音です。一般的に別の音の後ろについて、素早い変化や動作・活動を表す音となり、舌の動きに比例する言葉となります。


「変わる」「写る」など。
”走る”と”歩く”ではラ行の入るほうが速いですし、”見る”と”聞く”でも同じ事が言えます。

他に「クルクル」「サラサラ」「キョロキョロ」のように、語尾にラ行が付くと変化を示すことになります。


余談ですが、自動車は走るものなのでラ行がつくケースが、日本ではよくあります。
「カローラ」「ソアラ」「クラウン」「スカイライン」「GT-R」「ランサー」「セドリック」など枚挙に暇がないくらい。海外メーカーで言うと「ポルシェ」「フェラーリ」「ランボルギーニ」と聞くと速そうに感じますが、「アウディ」というと実際には速いのですが速そうに感じませんよね。なので最近の F-1 中継では「ベンツ」と言わす「メルセデス」と言っています。


こうして、舌を回転させるという自然発生音が、そのまま変化活動の意味を表すのです。

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大和言葉には、一音一音、言霊の力・意味が込められております。

現代の日常生活の中に大和言葉はたくさん使われています。独り言であっても言霊は命を持ちます、因縁因果を持ちます。日本語の力はヤバイです。

言葉は普段から気をつけて使いましょう。




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