神の民とプワチャット(ドラクエ11-考察②)
神の民はスライムのような顔をしている。聖龍と共にニズゼルファと戦った事があり、寿命は数百年と考えられる。
文献では「小さき者たち」と言われ、これは聖竜やニズゼルファからすれば、非常に小さいという意味だと思われる。
戦っている描写がないため、どのように聖龍に協力していたかはわからないが、回復魔法的な事をして、ヨッチを召喚?製作?して討たれた聖龍を命の大樹に転生させた描写があるため、祈りや魔法と考えられるだろう。
神の民はロトゼタシアでは最古の種族とされている。そして人間は忘れてしまったけど、交流が盛んでお互い行き来していたらしい。
人間は忘れてしまったという事から、これは「プワチャット」ではないかと考えた。
まず、プワチャットと神の民の里の位置関係が非常に近いこと。それと偶像崇拝と思われるものが似ているような気がするのである。
神の民は立体的であり、プワチャットは平面的で幾何学的であるが、柱の部分は神の民の像と顔が似ている気がする。
この怒れる顔は戦闘中の神の民をかたどった物かもしれない。
さらに図形も似てなくはない。(こじつけが過ぎるか)
神の民は古代プワチャット王国と交流、もとい上下関係にあったのではないだろうか?
プワチャットは神の民を崇拝し、神の民に選ばれた者がプワチャットの長になっていたと仮説を立ててみよう。
古代プワチャット王国とは何か?
この文献から、プワチャット王国は魔法道具を「量産」する技術をもっていたとされる。
その技術は神の民より授けられたものではないだろうか?
そしてプワチャットは滅びる。数百年前とされているので100年ちょっと前とは考えられず、300年~900年前くらいだろうか。
滅びた後、建築物はどれくらいで朽ちるのだろうか?雨風にさらされ、災害もあるかもしれない。16年前に滅びたユグノア、30年ほど前に滅びたバンデルフォン。数百年前に滅びたプワチャット。
さて、ここで思うのは、バンデルフォンの徹底的な破壊理由である。これはネルセンの隠した勇者の装備などを探していたためだと考えられる。ユグノアは勇者を逃した事で徹底する必要がなかった。プワチャットはどうなのだろうか?それはプワチャット遺跡の状態をみれば1000年たとうが上記3王国のように朽ちることはないことがわかる。
間違いなく、この3王国は戦争による破壊がもたらしたものだろう。
プワチャットは現存の遺跡を残して徹底的に破壊された。これはプチャラオ村ができるまで渓谷にあったため発見できなかったか、壊さなかった理由があるかである。
プワチャットが滅びた原因は文献やロウの発言にヒントがある。
ここからわかることは、ウルノーガがデルカダール王に成り代わったように、プワチャットでは家臣に成り代わったように思われる。
という事は、ウルノーガが誕生してからという事になるので、ローシュ死後だと考えられる。ローシュ存命中は栄華を極めていたプワチャットがあったという事だ。
最古と言われているユグノアよりプワチャットは古い国なのだろうか?
次は歴史について考えてみようと思う。