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『魂の系統』の遊興
伯耆大山の物語
あるところに男がおった。
男は、生まれ故郷の比婆山から旅に出たところだった。
あるとき、男は女に出会った。
女は、白兎の宮の巫女をしておった。
男は、女に恋をした。
女は、男を受け入れた。
そして二人の子が生まれた。
子は男の子だった。
女は男に、
「男の子は、十六になったら旅をさせねば。」
といった。
そこで男は、
「それでは、海のむこうへ旅をさせよう。」
と答えた。
あるとき、男は天寿を全うした。
肉体を脱いだ男は、世の移り変わりを眺めてすごしておった。
そしてあるとき、こう思った。
「今度は、じっくり一つの土地で暮らしてみよう。」
そして、とある夫婦の息子として生まれることとした。
その息子の名は、元就。
あるとき、元就は病でなくなった。
肉体を脱いだ元就は、世の移り変わりを眺めてすごしておった。
そしてあるとき、アイドルの登場に興味をもった。
「大勢の前で華やかに歌い踊るのはおもしろい。私もアイドルいうものにふれてみよう。」
そこで、とある夫婦の娘として生まれることとした。
その娘の名は、アヤカ。
伯耆大山の物語 完
倫理
倫理とは、機能の束縛の異名である。
倫理とは、適応の無視の異名である。
倫理とは、拒否の持続の異名である。
倫理とは、自立の拒否の異名である。
倫理とは、風見鶏の破壊の異名である。
倫理とは、知見の横暴の異名である。
倫理とは、観念の冒涜の異名である。
倫理 完
法律
法律とは、適応の束縛の異名である。
法律とは、機能の無視の異名である。
法律とは、無関心の持続の異名である。
法律とは、風見鶏の拒否の異名である。
法律とは、自立の破壊の異名である。
法律とは、観念の横暴の異名である。
法律とは、知見の冒涜の異名である。
法律 完
ソフトウェア
ソフトウェアとは、計量の奉仕の異名である。
ソフトウェアとは、計量の流暢の異名である。
ソフトウェアとは、計量の佳醸の異名である。
ソフトウェアとは、知見の共有の異名である。
ソフトウェアとは、蓄積の拡散の異名である。
ソフトウェアとは、蓄積の奉仕の異名である。
ソフトウェアとは、計量の魔の異名である。
ソフトウェア 完
意匠
意匠とは、機能の励起の異名である。
意匠とは、適応の期待の異名である。
意匠とは、物語の持続の異名である。
意匠とは、祈りの奉納の異名である。
意匠とは、利用の安楽の異名である。
意匠とは、奉仕の奉納の異名である。
意匠とは、鑑賞の安楽の異名である。
意匠 完
〆
この文章は、『魂の系統』で登場する意識体の思考活動について考察したものである。
『魂の系統』の理解の一助のために記す。
三次元地球の余韻のときに記す。
〆 完