霊性審判

霊性の秩序を歪ませた者に下る霊性審判


理由;魂の法則を地球的に使用したため


物語仕立てにしますね。


地球上に住んでいるスピリチュアリストたちに、

急流カヌー下りのレースエントリーの招待状が届きました。

宇宙的スピリチュアリストたちは、見送って

レースにエントリーしていません。

地球的スピリチュアリストたちは、エントリーをしました。

その川では、煌めく巨大なダイアモンドがとれるようです。

ところが、

天空とつながる「魂」をエントリーで支払わないといけません。

地球的スピリチュアリストたちは、そうしました。

カヌー下りは、思ったよりも穏やかで眺めもよく、順調です。

仲間たちと楽しく、ダイアモンドの話をしています。

ところが、

ダイアモンドは、急流の滝の手前にあることを彼らは知りません。

ちょうど旅から戻ってきていた巨大なシャケが彼らにいいます。

「その先は、滝だよ!ほら、虹が出てるでしょ?

そっちは行かない方がいいよ。

滝つぼでは、水圧で浮き上がれないっていうよ。

ダイアモンドは、もうあきらめて、引き変えそうよ。

今なら、カヌーエントリーキャンセルのタトゥーを

押されるだけで済むからさ、いっしょに帰ろうよ。」

みんなは、巨大なシャケを

「あれは、シャークだぞ!気をつけろ!近寄るな!」と、

手をはらいながら、いいました。

シャケは、めげずにいいました。

「私は、神様のおつかいでみんなを助けるためにきました。

どうぞ、私のいうことをきいてくれませんか?

お願いですから。仲間ですから、当然です。

本音をいうと、みなさんにお伝えするには、逆流なので、

私は体力をつかってしんどいんですが、仲間ですから当然です。」

地球的スピリチュアリストたちは、

笑いながら、もう、シャケを相手にせず、

何もいわず、カヌーを上手に操作していきました。

シャケは、悲しそうに地球的スピリチュアリストを見送りました。

「さようなら。みんな。私は、他にも仕事があるから、ここでね。」

そうして、

地球的スピリチュアリストたちは、

興奮しながら、オールをこぎます。

ワイワイ楽しそうです。

さて、

「あれはなんだ?」

「きらきらしてる✨」

彼らはダイアモンドを発見しました。

彼らの手に届きやすいように、

浮いたり、沈んだりを繰り返しながら、

まるで、彼らの手のひらにのりたがってそうです。

川はおだやかです。

みんなでダイアモンドをそれぞれ手にしようとした瞬間、

とつぜん、どこからともなく、水が押し寄せてきました。

安全を確保するため、

近くの岸辺を目指します。

みんなで力を合わせてカヌーのオールをこぎました。

しかし、

どんどんカヌーは前方に流されていきます。

彼らは、もう、岸辺にいくことも、元の流れにものることも

どちらもできません。

ただ、まっすぐ流されるのを待つだけです。

シャケのいう通り、

彼らは仲良く、滝つぼの渦に吸い込まれていきました。

あとに残ったのは、

巨大なシャケと宇宙的スピリチュアリストたちだけでした。


教訓

「魂の法則は誰もが扱えるものではありません。

魂の法則は、みんなのために使うものです。

魂の法則を軽んずべからず。」


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