最澄と空海
最澄が「貸して~、あれ、貸して~。」といって、
空海と最澄の留学生コンビの関係は、
疎遠になっていたという。
なんとなく、人柄を想像して、
この話って人物像が逆じゃない?
空海は、そりゃ、それなりに頭よかったんだろうけれど、
それより、口達者で人を丸めこむのがうまそうに感じた。
その頭のよさも、実は、借りていたってことはないかい?
生きている時に、空海は認められすぎている。
不思議。
その上、亡くなってもなお、素晴らしい人だと信じられている。
空海は、ニセ物(その位置に値しないという意味)の確率が高い
と私は、そう感じる。
書物にての記録は、
より生きた方、より権力を持った人の記録。
事実をゆがませたり、書き変えは、できる。
一方、
最澄は、弟子まで、空海の口のうまさに、
もっていかれているようだし、
評判も生きている時は、空海ほどよくなかったらしい。
アースエンジェルよくあるある。
ゴッホや樋口一葉と同じく、
亡くなった後、最澄も偉人にやっとなれたという、
そういう設定だったのか?
という気がしてならない。
限りなく、怪しい空海という人物です。
「宗教家で、素晴らしい人ってどこにいるの?」
宗教は、教えまわる人は、
宗教の基本を全然わかっていない!
ということだ。