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バス停で“Where do you want to go?”
「沖縄のバスは遅れる」
1日に85回は話題になっていそうな……沖縄あるあるです。
その日も1時間半かけて鍼灸を受けに行ってきましたが、行き帰り共に10〜20分盛大に遅れてバスはやってきました。
バス停には3人の先客。台湾からの2名にジャパニーズのおっさんという組み合わせです。
どうやら社交的なおっさんが声をかけたようです。
私は心の中で会話に混ざりたいと思いながらも、押しの強いおっさんが苦手で知らんぷりをしていました。
彼らは先に来たバスに乗ってきました。
めでたしめでたし
沖縄旅のひとコマです。
ところがです。
私も後から来た違うバスに乗って、ひと心地着いた頃。
停まったバス停に台湾からのおふたりがいることに気がつきました。
少し長めにバスが停車したので、バス車内から彼女たちに手招きし、どこへ行きたいのか聞きました。
彼女たちは「アメリカンビレッジ」と答えます。
運転手にアメリカンビレッジのバス停とバスの番号を聞きに行くと、反対側のバス停から出るとのこと。そしてバスの番号も教えてくれました。
不安そうにスマホを操作していた彼女たちにバス停の場所とバスの番号を伝えました。
彼女たちはスマホの手を止めて、とってもうれしそう。ホッとした笑顔をしてくれました。よかった。
さて、ご注目!
台湾からのおふたりと交わした、ここまでのやり取り
すべて、英語です!
日々、地味ーーーーーに独りで学習している私にとってスペシャル・ハッピー・イベントでした。
普段は英語を勉強していても、なかなか話す機会がありません。
チャンスはいつやってくるかわからないですね。
地味に継続していたことに助けられました。
継続してなければ脳内で思っただけで、実践できなかったと思います。
声に出すまでがドキドキするんです。
誰かの手助けができると元気になりますが、英語を介してだとその喜びエネルギーは何倍にもなります。
「英語が通じた」ことが大きな勇気づけになるんです。
沖縄では普段暮らしている場所よりも英語を話す機会が多いです。
大好きな沖縄のことを英語で伝える、そして感謝される。
この循環がひとりでも英語学習を続けられるモチベーションになっています。