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えっ、ワニって舌がないの?マカピーな日々#0307

マカピーです。

アフリカのザンビアや近隣の国立公園内でのサファリした際には沢山の野生のワニを見ました。

ワニは陸に上がって口を開けている時は、全く動きのないハリボテみたいですが、実は忍者のような動物です。

彼らは相当慌てない限り、スルーっと波紋もなく水中にもぐって消えるのです。水中をニョロニョロとヘビのように泳ぎ目的地に来ると、水中で川岸にやってくる獲物を襲うのです。

アフリカの自然度の高い川で洗濯したり、水くみする人も彼らの餌食になります。

ワニたちは水底から一気に獲物に襲い掛かり、ガッチリとくわえた獲物を水中に引きずりこみます。

そのわずか数秒のしわざで、母親が振り向いたらそこにいたはずの子供がいなかったという事があるそうです。

ザンビアのある施設に、口のきけない女の子がいました。

施設の人の話では、その子はお姉さんと一緒に川に洗濯に行ったのですが、お姉さんがワニに襲われた瞬間を見てしまって以来ショックで言葉を発しなくなったそうです。

ワニはほとんど水をかき乱さず、獲物をくわえて水中に戻ると体を回転させ獲物を引きちぎり飲み込んでしまうのです。

そうした「人食いワニ」(Man eater)はザンベジ川沿いでも有名でした。

マカピーの三男の通っていたインターナショナルスクールの友達の両親が経営しているロッジ近くで、捕獲された人食いワニの腹を割くと未消化の男性の大人が8つに分割されて出てきたそうです。

息子はそのデジタル映像を見て嘔吐しそうになったと言ってましたが、自然度の高い地域で暮らす人々はこうした野生動物の脅威にもさらされている訳です。

ちなみにそのころのニュースで、あるアフリカの国のインターナショナルスクールの修学旅行でサファリ・ウオーク(歩き)をしていたら野生ゾウに襲われ、引率の先生がゾウの牙で刺殺されたという事件が発生しました。

サファリでは野生をを甘く見てはいけません!

そりゃ、車の上にいたら襲われないって言われてもオリも何もないむき出しのランクルの荷台の近くをライオンがゆっくり通り過ぎた時は、体が凍り付き息ができませんでした。

「お願いですから、襲わないでください。私は美味しくないです!」

心に念じながら、やっぱり、「ジュラシックパーク」の恐怖の世界は今でも健在だと確信しました。


ところで、サファリのガイド氏はマカピーに「ワニには舌がない」と教えてくれたのです。たしかに改めてよーく見ると確かに舌はないのでしたが、なんとなく納得ができませんでした。

同じ爬虫類のヘビだってカメレオンだって舌があるのに、何でワニにはないんだ?

いろいろ調べると、「ない」のではなくワニの舌は下あごに張り付いてしまっている構造だそうです。

じゃあ、「ジュラシックパーク」でティラノサウルスが牙をむいて吠えている際の舌って本当にあったのかな?


なんと、化石であってもちゃんと舌骨をしらべると舌があったかどうかわかるそうです。

もっとも、もしも自分が餌食となり食いちぎられる際に舌があろうがなかろうがあまり関係ないようにも思えましたけど。

マカピーでした。

最後までお読みいただき感謝します。小さな化石でも見つけたら興奮します!

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