とにかく種をまこう! マカピーな日々#0825
マカピーです。
タッちゃんに会ってマカピーも「種をまかねば」と思ったのです。
コタキナバル(KK)から2時間ほど北上した地方にある海岸に行けたのは、ハジさん宅に寄宿しているマリンの新婚の兄夫妻がウッサばあちゃんと一緒に来たからで、昼食を食べていたら「マカピーも一緒に行こう」という事になり若者たちに混ざって参加したのです。
マカピーの青年海外協力隊での赴任地は最北部のクダットですが、今回行ったコタ・ブルド(Kota Belud)はその中間地点に当たります。
かつての任地であるクダットに行きたかったのですが結局、地方に出る機会は昨日のプナンパンと今日のコタ・ブルドだけとなり、他の地域は次回のお楽しみになりそうです。
それでも、コタブルドへ行く途中のイナナム周辺は開発途中で資金が途切れたのか、道路拡張工事も本格化せずに暫定道路が続いているような雰囲気でした。
それでも未完成ながら「片側3車線の道路を作ろう」という意気込みがあるのは素晴らしい!って思いませんか?(笑)
さらに北上すると昔ながらの片側一車線の道路になるのですがメンテナンスも出来ていて、いよいよコタブルドに到着しようというときに、車が左折したのです。
??? どうしてまっすぐ行かないの?
マカピーは運転しているマリン兄に尋ねると、新車のトヨタ・ハイラックスの「タッチパネル」を操作してこれから行く先を示してくれました。
なに、これから海に行くの?
ハハーン、新婚の彼らは東海岸から来たのでサバの西海岸の海に行きたかったので既にしっかり旅行計画を立てていたのです!
いよいよ海岸に着いた施設がここです。
一人5リンギット(150円)の入場料も支払い施設内を行くと、両脇にテントが並んでいてそこで泊ることもできるようです。
更に遊び場では、簡易ながら大きなスイミングプールやスタンディングボード?そしてサンドバギーなどの遊具の貸し出しもしていました。
(金曜日と日曜日には馬も貸し出しがあるそうです)
マカピーはでっかい海岸にでて、その広さに心が躍りました。
いつも歩くリカス湾の小さな人工砂浜とは違って大きな砂浜が延々と続いていたからです。
素晴らしい景色で、なによりも海岸には人影がないんです!
小さな岬らしい地形が見えたので、マカピーは知らぬうちにそちらに向かって歩きだしたのでした!
沖合の空には雲が沸き上がり、ところどころ海面に雨のカーテンが見えました。「むむ?あの雨がこっちに来るかも」
リトリートを退散して車に乗り込むとちょうど雨が降り始めたのです。
それからコタキナバル(KK)に2時間かけて帰宅する道路のあちこちで交通渋滞を起こしているのでした。
ようやく家にたどり着くと、ハジさんと話し込んでいたタッちゃんがいたんです。
おやー、久しぶり。
タッちゃんは、こちらの女性と結婚した若い日本人で先日もハジさんを訪ねて来た時にお会いしたのですが、改めて話をしに来てくれたのでした。
マカピーにはタッちゃんの様にハジさんを頼ってきてくれるのをとても羨ましく思いました。そしてハジさんの考え方の柔軟さにはそうした異文化を理解する気持ち老若男女を問わずきちんと対応できる懐の広さがあると納得したのでした。
タッちゃんを相手にマカピーとハジさんの話は延々と続き、夜中になってしまいました。さすがにタッちゃんの奥さんから電話連絡が入ってお開きとなるのですが、ハジさんはタッちゃんの仕事に対して広い知見を持って仕事をすると良いとサジェスチョンしていました。
マカピーは「犬も歩けば棒に当たる」って言葉もあるけど集中する必要もあるけど、周辺の事柄にも目を向けるといろいろ面白いことに気付くし、それが解決につながることがあると付け加えました。
ハジさんは「結局やってみなくちゃ分からないんだよね。ボクはタッちゃんがいろいろと挑戦するのは素晴らしいと思う!ともかく種をまき続けるんだね。だってどの種が芽を吹いて更に大木になるのかなんて、誰にも分らないんだから!限られた人生を豊かにするのもしないのも、自分自身に係っているんだからね」
と、さすがにきれいにまとめてくれました。
マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。「人づくりは100年の計」だって。