ラズベリー・ハンターだよーん。マカピーな日々#0435
マカピーです。
最近のマカピーの朝の散歩では木苺(ラズベリー)を摘むのが日課となりました!
その木苺が生えている場所は、用水路と民家の敷地の間なのでおそらく誰からも文句がないと思います!(たぶん、ですよ)
マカピーは以前からその木苺の存在に気づいていて実が熟すと摘んで食べていました!ついでに近くに生えているミントも摘んできてお湯を注ぐだけのハーブティも楽しんでます。
どうせ、誰も食べなければボタボタと地面に落ちてダンゴムシたちの餌食になってしまうのですからね。
それでも、自宅の庭にも木苺がほしくて春先に園芸店でラズベリーの苗を買いました。
根付きも良く花も咲いて実がつきましたが、その苗からはまだ新芽が伸びて行く様子はありません。フェンスに沿って這わせれば目隠し効果も狙えると考えたのですが、どうしたんだろう?
購入した苗には見たところトゲが無かったので自宅用に選んだのです。
そうです、毎朝の木苺の茂みというのは鋭いトゲとの戦いでもあります。無用な急な動きはそのトゲに引っかかり相当痛い思いをすることになります。だから、そーっとそーっと動きます。
例えやぶ蚊にまとわりつかれても、茂みの中にヘビを見ても・・・
ソーッとソーッと動作するのです。
マカピーの子どもの頃はそれが出来なかったですね。
だから手や腕はひっかき傷だらけになり、シャツも破けました。それでもあの甘い実が欲しくってマカピーはアホの一徹、藪の中に突入して行くのでした。
マカピーの郷里では「ドドメ」と呼んだ桑の実も大好きです。当時は桑の枝を切り取って蚕に給餌するので桑園の桑にはあまり大きな実がなりません。
ですから、枝が切られていない樹のドドメがねらい目でした。熟した大きな実を舌に乗せ、潰すとジュワーッと滲みだす果汁にうれしくなってしまうのでした。
もっともドドメの果汁は舌や口回りに「ドドメ食べました!」の証拠をはっきり残すので、大人たちからは叱られました。
「また、ドドメ食べたね? 病気になるからダメだって言ってるだろうが!」
当時は「疫痢」になると言われていたのですが、ともかくこの時期は食べ物も腐敗しやすく下痢症になると脱水症状となり、簡単に小児が死亡してしまう時代のなごりだったのだと考えます。
そういえばORSなど経口補液する考えなどなかったですからね。今はポカリスエットを飲ませるだけでOKですもの!
さて、ラズベリーはアメリカのアイオワ州の農場でも「じゃあ、今日はラズベリー・ハンティングに行こう!」と放牧地の茂みから実を摘まんで収穫しましたがもっぱら口に入れて食べる方が忙しく収穫は少なかったです。
その農場ではその他に「マッシュルーム・ハンティング」「ジンセン・ハンティング」などをしました。
ちなみにジンセンとは「人参」そう、朝鮮人参の事なんです。北米大陸にもジンセンが自生しているなんて初めて知りました!
ハンティングと言われるのは、それぞれ植生、地形、気象条件などを総合する能力を求められるからです。
通常は昨年生えた場所へ行けば、無難に収穫できます。でもそれだけでは面白くなくなってくるのが「ハンター根性」です。
しかも野生動物たちも「われ先に」獲物を求めてやってくるのですから、うかうかしていると「食い荒らされて後の祭り」状態という目にも遭います。
更に最適時期の見極めが大切です、「この実は大きくて立派だけどもう少し熟させると良いだろう」「まあ無理して酸っぱいのを食べなくていいから明日来よう!」という判断が、往々にして裏目に出るのが人生です。
ハンティングはその加減が楽しいんですね。
ハンティングは知識に体力それに運をかけ奥が深いんです。
ハンティングの収穫物だから美味しいんです。
さあ、明日も行くどーッ!
マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。誰でもが立派なハンターです!