見出し画像

ラッキーだなあって思う!マカピーの日々 ♯1608

マカピーです。
突然ですが、マカピーから質問をしてみますね。

「皆さんは,ご自分自身が幸運の持ち主だって思いますか?」


さて、回答はいかがですか?

「うーん、どうかなあ。あんまりツイてないかなあ」

なんて思っている方が多いのではないでしょうか?

それは日本ではどうしても、ご自身と他の成功した人の例を比較してしまいがちな傾向があるからだと思います。

それから「あのくらいの成功が無いと、運が良かったって言えなのじゃないかな?」っていう不安があるように思うのです。

じゃあマカピーはどうなのか?

マカピーはこれまでの人生を振り返って「とても幸運だった」って思うのです。

まだ大金持ちにもなってませんけど(笑)

どうしてそう考えるのかというと、毎日「ハナさんの臨時クリニック」にやってくる沢山の患者さんを見ながら、自分はこれまで大病することなく生きて来れた「幸運」を感じるのです。

これまで贅沢は無かったですが、慈愛に満ちた家族に囲まれ幼少時代から十分な栄養を摂り十分な教育を受けさせてもらうことが出来た事は今でも心温まる記憶です。

ところが時間を経るに従い、小学校時代から中学時代、高校時代、大学でもクラスメートが少しずつ亡くなって行くんですよね。

勿論社会に出てからは、さらに加速的に周囲の知人が消えてゆくのでした。

そんな時に、マカピーは「どうしてマカピーでなくて彼(彼女)が選ばれて逝ってしまったのかなあ?」って幼心にいろいろ考えたのです。

もしかしたら「神様はマカピーの順番が来ていないから、亡くなってしまった友達の分まで人生を楽しめって言ってるんだろうなあ」

もちろん、そういう考えを言葉にできるようになったのは案外最近の事なんです。

最近、中学校時代の同窓会があり幹事をしたシゲちゃんからその時の写真を送ってもらってビックリしたんです。

その同窓会には37名の参加がったそうですが、どの顔を見ても殆ど「個体識別不能」だったからです。

勿論、毎年のように会っていたシゲちゃんやその他数人は分かるのですが、それ以外は男女ともほとんどお手上げ状態です。

そもそもこんな妙な顔をしたクラスメートがいたかしら?っていう程マカピーにとっては衝撃的な写真でした。

人の顔は経年変化するものですよね!

それでも、同級生の中でも既に数人が鬼籍に入ってしまっているいるのですが、不思議なことに彼らの想いではマカピーが会った最後の記憶の姿で停止したままです。

そうか、亡くなった友達の想いでは経年変化することなくそこで固定されてしまうんだ!

マカピーは現在フィリピンにいるので、そのクラス会に出席出ませんでしたがシゲちゃんがマカピーの消息を皆に紹介してくれたとの事です。

でもシゲちゃんにもマカピーがフィリピンに来ている事は伝えていなかったと思うんで「マカピーは現在サバで海藻ビジネスをやってます」って伝えたのでしょう。

ところでマカピーの中学時代の同級生って120人ほどしかいないんですけど、おそらくその半分は育った同じ地域で結婚し家庭を持っているらしいのでした。

その中で30年以上を海外ですごしていたマカピーの存在は特殊であるようでした。

ですから久々に会う友達には必ずと言っていいほど「おおマカピー、まだ生きていたか!」って言われるのが落ちでした。

こうして書くと「マカピーの自慢話」に聞こえるかも知れませんが、そうではないんです。

実際に長男が生まれたフィリピンのマニラでは反乱軍が住居していたマカティ地区を占拠して一週間ほど内戦状態になり家の近くでの銃撃戦がありグレネード(擲弾)がさく裂して鉄製門扉や自動車に穴が開いていたりしたのです。

次の赴任国であったイエメン共和国(中東のアラビア半島の一角にあります)では三男が生まれ、滞在一年になるのを機にヨーロッパを旅行している間に旧南北イエメンによる本格的な内戦が勃発、スカッドミサイルが滞在していた首都サナアの町に着弾してクレーターを作っていたのでした。

もしもあの近くにいたら、マカピーはここにいないでしょうね。

結局、5年間の滞在を予定していたイエメンは1年で、旅行先のヨーロッパから緊急避難一時帰国して、次のネパールに赴任したのでした。

こうした内政の問題以外にも10か国以上に及ぶ任国の多くでは自分で車を運転する事が多く当然、常に交通事故の危険性はついて回りました。

そんな中で家族も元気で過ごすことが出来、子供たちも独立できたのはまさしく「幸運」だからです。

だから、おそらく危険性は日本にいるよりもかなり高い確率だったにもかかわらず、こうして元気でいられるって「幸運」に違いないって思わずにいられないのでした。

マカピーはそうした仕事から離れて、最近は日本からマレーシアそしてフィリピンに転々としています。

そこではハナさんと出会いがあり更にいろいろと経験させてもらいそのお話をnoteを通じて皆さんに伝える事も出来ているわけです。

こうして考えるとマカピーだけでなく、皆さんも「そういえば、自分もラッキーだったんだ」って思うことが出来ると思います。

そして、今皆さんの周囲にいる人たちに「ありがとう」って言いたくなることでしょう。

幸せ感が生まれ、そう思ったら是非皆さんの今隣にいる人に「ありがとう」って言ってみましょう。

きっと「なんで急にありがとうなの?」って尋ねられるかもしれませんけど「こうして一緒に幸せに感じたから!」って言ってもいいし「そう感じたんだ!」の一言でもいいかも知れません。

是非、実際に声に出して「ありがとう」って言ってみましょうね!

マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。「ありがとう!」って言うと言わないでは大違いですよ!

いいなと思ったら応援しよう!

マカピー
もしもサポートいただければとても嬉しいです。そのサポートは感謝のバトンタッチとして使わせていただきます!