サウスポーへの憧れ マカピーな日々#0756
マカピーです。
マカピーはサウスポーになりたかったんです。
マカピー祖母はとてもよく仕事をする人だったとマカピー実母が語っていました。
サウスポーの由来 - 本名と意味の由来 (kotonohanote.com)
その祖母はサウスポー(左利き)だったと聞いて、そういえば左利きでご飯を食べていたかなあ?と思い出せないので母に尋ねると「右利きに矯正した」との事でした。ナルホド。
当時「お針子仕事」(裁縫)は女性に任された大切な仕事でした。
そんな農村での生活でマカピー祖母の作業はとても早かったんだそうです。
それもそのはず運針(うんしん)が両方向から可能だったからなんです!!
手縫いが基本の世界では往復縫いできる技術は、布の回転をする必要がなく、他の人と差をつける技術になったわけです。
左利きだと、将来困るだろうと右利きに矯正されるケースがありましたが今ではどんなでしょう?
かつては、ハサミから始まってギターなどの楽器などでも左利きなるといろいろ面倒なことになり易い、つまり既製品外の扱いで割高になってしまうという理由もあったのでしょうね。
マカピーはバレーボールなどプレーをしていて左利きになるとメリットがあることが分かりました。もちろん両利きであればいいのですがクイックな攻撃をする際に少しでもタイミングをずらすことが可能で有利になるからです。
野球の選手なども右利きでもスイッチヒッターとなっているケースも多くなりました。体の動きと出塁する方向を考えれば左利きの方が相当有利になるからです。
厳しい矯正でストレスを感じ発達障害を起こすようなケースはすすめられませんが、両利きになるのは良いなあって思うのです。
そして、サウスポーの人ってマカピー祖母のように手先が器用でいろいろなことが出来るように感じられたのでした。(個人差はあるにしても)
それで、マカピーも左手でボールを投げる練習、左手でラケットを振る練習、左手で書く練習をしましたが、どうもパッとしませんでしたね(苦笑)
利き手の右と同じ力を加えての運動には、とてもなりそうない事が分かり諦めてしまったんです。
それで、本屋に行って今どきのバレーボールってどういう練習をするのかハンドブックを見てびっくりしたんです。
なんと、分かりやすい写真解説やフォームについてだけでなく「メンタル強化」に大きくページをさいていたからです。
そうなんです、マカピーが中学生の頃にあったガイドブックって要するに「技術書」てきなもので精神を云々と言うのはスポーツ漫画花盛りの頃だったので「根性論」が大勢を占めていたのだと思います。
大体このスポーツ根性論、略して「スポコン」が支配する風潮で本来のリクリエーションのスポーツが競技として「対戦者(チーム)に勝つ」技術ばかりに重きを置くようになってしまったように思います。
今でも思い出すのですが、これが嫌いで運動系部活を選択しなかった人は多いはずです。
本当は才能がある人がいたはずなのにもったいない事をしたなあ!
マカピーが大好きだったバレーボールを高校一年生で諦めるのは「勝てないチームにいる意味」を考えたからでした。
それで個人の力量で楽しめる「山岳部」に入部して仲間と山に行く楽しみも単独行する楽しみも知ることが出来て良かったと思います。
もしもマカピー自身がサウスポーだったら、人生が変わっていたかしら?
マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。いまでもバレーボールはスキですよ!