落ちないイヤホン マカピーな日々#0432
マカピーです。
マカピーはよく金子みすゞさんの詩「みんなちがってみんないい」の『私と小鳥と鈴と』について、教科書に掲載しているけど、じゃあマカピーのいる社会は実際どうなっているのかな?って考えることがあります。
ヒトは一人一人違いますよね。
(そんな事マカピーに言われなくても知ってるよ!)
そう、体つきだって男だったり女だったりどちらでもなかったり。
肌の色が黒っぽかったり、黄色っぽかったり、白っぽかったり。
ノッポだったりチビだったり、太っちょだったりやせっぽちだったり。
利き手が右だったり、左だったり。
メガネをかけていたり、白い杖を使って歩く人もいます。
速く走れる人もいるし、車椅子の人もいます。
自転車に乗れる人もいるし、義足の人もいます。
友達と遊ぶ子供もいるし、病院の窓からそれを見ている子供もいます。
生まれたばかりの赤ちゃんもいるし、看取られお別れをする人もいます。
マカピーは小柄な母から体重が4000gほどで生まれたそうです。
すくすくと育ったので、1歳児になると「健康優良児」として記念写真があります。
田舎で育ったので、当時はお乳をのんだ後の口や目にハエが沢山たかるので「ハエ取り紙」をマカピーの寝ている周囲に置いていたら、風が吹いてきてその一つがマカピーの顔に貼りつき、危うく窒息死するところだったそうです。(生きてるのが奇跡なんですね)
さらに初夏の麦刈りの頃、両親が目の離せない幼いマカピーを「リンゴ箱」に入れて作業していたのは、いつでもお乳をあげられるようにしていたからだったようです。
ところがマカピーの様子がおかしいので両親が見るとどうやら麦の穂を飲み込んでしまい、吐き出せずに苦しんでいたというのです。
父はマカピーを背負って急いで家に連れて帰り、ラビット(スクーター名)に乗って病院へひた走りしたそうです。
でも、病院に到着して診察を受けると、どうやらすっかり飲み込んでしまったらしくケロリとしたそうです。
マカピーは小学性になっても「内股歩行」が治らず診療に大学病院へ行ったのを覚えています。
確かに、歩いていても自分の前にくり出す足が引っかかってしまう事が多かったのです。結局、矯正装具などを付けることもなく大きくなってしまいましたが、今でも少し内股のままです。
マカピーは子どもの頃、母の膝枕で耳垢を掃除してもらう際に「お前さんの耳の穴は、小さくて中が良く見えないので大変なのよ!」とこぼしているの覚えています。
マカピーが耳の穴の大きさを自覚したのは、イヤホンのイヤプラグが直ぐに外れてしまう事からでした。
多くの人が「普通」にイヤホンをしてまま長くいられる様子が不思議で仕方なかったのです。「どうして落ちないの?」
コロナ禍が始まった昨年からZoom会議などが多くなり、イヤホンの煩わしさがひどく感じられるようになったので、先日アマゾンで「耳穴が小さい人向けのイヤホン」で検索してみました。
するとちゃんとありました。片側フックタイプのワイヤレス・ヘッドホンが紹介されていたので、試しに購入してみました。
おおお!無理こじプラグを耳穴に押し込まなくても、楽に聞けてハンズフリーでとっても楽なのが気に入りました!
みんな違うから、それに応える技術が開発されて、更にそれを利用できる時代に生きている事ってありがたいなあって思いました。
マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。マカピーは新型イヤホンでも助かりましたが、2015年ノーベル医学生理学賞受賞の大村先生が開発した「イベルメクチン」は、熱帯地方でまん延する「オンコセルカ症(河川盲目症)に苦しむ3億人を救ったそうで、心より尊敬します。