「恩返し」のチャンス!マカピーな日々#0399
マカピーです。
「ただいまー、そこで変なもの拾ったの」
今朝の散歩ではマカピーが一足先に帰宅して朝食の準備をしていたところに帰ってきたマカピー妻が見せてくれたのは、確かに「え?」と思うものでした。
「財布」というか、かなりの厚みがあり革製手提げ付ポーチの中にはびっしりとカード類が20枚ほど、現金もざっと見て3万円ありました。
さて、どうすべきか?
妻:「この持ち主(男性)の運転免許証、病院の診察券、クレジットカード、ATMカード、スーパーのポイントカード、建築の資格証?、、、、あった、これこれ銀行口座振り込みカードに電話番号があった!じゃあこれに電話してみるね」
でも、固定電話に回答はありませんでした。
妻:「まだ、朝の6時40分じゃあ無理かな?後でもう一度かけてみようか?」
マ:「それより、これ持って駅前の交番に届けちゃった方がトラブルに巻き込まれなくていいかもよ?」
妻:「さっき近所のアイちゃんに聞いたんだけど、交番に届けたりすると身元確認で相当面倒らしいんだって」
マ:「だって、それはしょうがないよ。それにそのポーチと一緒に何か落ちてなかったんでしょう?ちょっと不自然じゃない?」
妻:「車や自転車からこれだけの大きさのものがポロリと落ちるには不自然よね。それに今朝はゴミ出しの日で収集場所ちかくだったしね」
マ:「夫婦げんかして、奥さんが投げ捨てたとか?」
妻:「それはないなー、だって奥さんだったら最低でも中身の現金は抜いてるよ」
マ:「ナルホド。じゃあ何か犯罪に巻き込まれたとか?」
妻:「そうね、3万だけ残しておいて実は100万円くらいネコババした後だったりしてね」
マ:「それを届け出た我々がネコババの犯人にされたりして、、、やっぱり交番に届けよう!」
妻:「今は連休中でしょう。免許所がないからどこへも出られなくて困ってるかもしれないよね」
マ:「案外、まだ本人がポーチの紛失も気付いていなかったりして・・・・」
妻:「やっぱりこの住所に届けようか?」
マ:「同じ町内だし、だいたいの場所はわかるし、たどり着けると思うよ」
妻、マ:「よーし、出かけよう」
10分ほど歩いて見つけたアパートのインターフォンをマカピー妻が押し「○○さんのお宅ですか?」と尋ねると女性の返事があり階段を下りる音の後で、ガチャリとドアが半開きとなり、中年女性が「ハイ?」と今起きました的な顔で現れました。
妻:「この財布を散歩中に拾ったので中身を見たら、免許証に住所があったので届けに来ました」
女性:「え?・・・」まだ状況が整理できていない様子。
妻:「じゃあ、お渡ししました。じゃあ」
マカピー達はそれだけで帰宅しました。
その後あのポーチがどうなったのか知りません。
もしかしたらあの女性は眠りこけている旦那をたたき起こして「こんなものが届けられたって事は、どういうことなのよ?」という展開があったのか?
それとも、○○さんは既に引っ越していて全くの別人が現金入りポーチを受け取った可能性もあったりいろいろ想像できました。
そして今朝あった事を思い出してフッと心に浮かんがのが「恩返し」という言葉でした。
そうだ、あれはつまり「恩返し」しのチャンスだったんだ。
マカピーの義母が道の駅のトイレで貴重品の入ったバッグを置き忘れて1時間ほど経ってから気付いて戻ったら事務所であずかってもらっていて「全て」が元通りになったことがありました。
果たして、直接届けられたのが正解だったのか誰にもわからない事だけど、少なくともマカピーには「恩返し」の機会があって、それが出来たってことだけで「最高」じゃない?!
マカピーでした。
いつも最後までお読みいただき感謝します。「恩返し」を会社の社是にしよう!