ここにも土を食べる文化があった!マカピーな日々#0590
マカピーです。
もうずいぶん前の事になりますが、ネパールで妊婦さんに土を食べさせる文化があるというの西欧人が「あれは姑による嫁いじめである!」的な発言をしていたのを思い出します。
ところが、ザンビアのマーケットで粘土が売っているので「これ、どうすんの?」と売り子に訪ねると「食べるんだ。まあ一種の薬だね」と聞いてピンときました。
そうだ、ネパールの妊婦に土を食べさせる文化とはここで共通だったんだと!
更に先週、ダーバンの民族博物館に行った際に、粘土を採取して、球形に成型して市場で売っている様子、その説明書きを見てここにも昔から続く「土食文化」があることが分かりました。
サファリツアーで国立公園を巡った際に、ガイドが川岸にある窪みを指して「これは塩分のある場所をゾウが掘ったものです」と説明してくれたのだけど、どうやってこの場所をゾウ達は知りえたのでしょうか?
乳牛を飼育しているときには、鉱塩というミネラルを含んだ塩を舐めさせていました。
自然は自分に必要なものを求める力があるのではないでしょうか?
そして、それを適切に嗅ぎ分けられるような能力が備わっているように思うのです。
不思議な能力ですけど、人間もその一部ですからねえ。
マカピー妻が妊娠した際に、嗜好が一変しました。
まず、毎日3杯ほど飲んでいた、コーヒーを一切飲まなくなりました。
それから、毎晩のようにビールを飲んでいたのにこれも無くなりました。
次男、三男の時は「あれ?コーヒー欲しくなくなったから妊娠したかも?」って言ったくらいです。
自然というのはすごいですね、母体は胎児に良くないものは避けるんですね!
その代わり、フィリピンで子供が生まれたときには病院に「朝食にコーヒーちょうだい!」って言ってました。
妊婦が奇怪な行動をとったり、冬の真夜中に「私はスイカが食べたいのよ!」と叫んだりするというのは体が要求しているのかもしれません。
そんな時に、「ほら、これをたべてごらん!」とそっと粘土のボールを進呈したら、「アンタは何考えてんのよ!」って投げ返されるかもしれません!
今度、粘土ボールを見かけたら少し味見させてもらおうかしら?
マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。私たちも自然の一部ですね!