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おもちゃのチャチャチャ マカピーな日々#0619
マカピーです。
マカピーが子供のころ好きだった歌に「おもちゃのチャチャチャ」があります。
なるほど、これは「火垂るの墓」の作家、野坂昭如さんの作詞だったんですね!
野坂さんの「おもちゃが夜会を開く」発想は、今風に言えば映画「トイストーリー」や「ナイトミュージアム」などにも現れているとマカピーは思います。それでも昔にこんな発想していたって面白いなあ!!!
よくよく考えると、人形が夜に踊り始めたら怖いと思いませんか?!
マカピーの姪っ子の一人は、ピエロの人形が怖く大人になるまで避けていたんです。
マカピーが想像するに、そんな人って沢山いるのではないでしょうか?
それでも、それを童謡にしてしまい、みんなで歌ってしまう!
うーん、すごい発想ですね。
幼少のころのマカピーだったら、そのことを思い出しただけで「オネショ」もんだったに違いありません!
マカピー達は沢山の童謡を聞いて育ちました。
戦前からの愛唱歌というのも聞いて歌ってますね。
その場合も、最初は意味も分からず文語体の歌詞を覚えてしまいました。
それが後で学校でいろいろ習うと「ああ、そういう意味だったのか」って分かることもたくさんあります。
そうすると、日本語の豊かなバリエーションを楽しむことができるのでした。
最近は人気TV番組の「プレバト」で俳句のコーナーを観るにつけ、この短文にどれだけのストーリーを盛り込む事ができるのかと驚嘆しています。
南アではyoutubeで番組が見られるかもしれませんが、それほど渇望しているわけではありませんので日本に帰ってから観ようと思っています。
Kindleもあるし、インターネット環境さえ整えば世界中どこにいても沢山の日本語の活字を読むことができます。
昔のバックパッカー旅行などでは、宿においてある日本の本を貪るように読んだり、街中の古本屋に入って本を探したりしたものですが、インターネットさえあれば、モノを持つ必要がなくなってきました。
そうなるとデジタル世代って、「おもちゃのチャチャチャ」を聞いてもなんとも思わないのかしら?
夜中に「怖ーい!」って思うことはないのかしら?
暗闇が怖いってあるのかしら?
地震雷火事親父って聞いて・・・笑っちゃうかしら?
歌詞からイメージするマカピー世代の世界がある一方で、デジタル世代ではバーチャルでもなんでも映像化してしまうことで、逆に想像力を掻き立てられることなく、ステレオタイプの思考が生まれるような、怖さってないのかしら?
マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。まだまだ、面白いことはたくさんありますね!
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