じゃあ「赤」でどうだ?ってやっぱり嫌いな人はいるよね!マカピーな日々#0556
マカピーです。
久々に晴れ間が続く南アのダーバンです。
10日ほど雨が続いたので庭木をはじめ植物たちは喜んだことでしょう!
今日は月曜日で出かけて行った仕事場も、お昼から土曜日から始まった例の2時間計画停電の対象になってしまったので、仕方なく帰宅してリモートワークすることになりました。
帰りがけに近くのショッピングモールに立ち寄ったら、そこでは無人駐車システムが今回の停電の影響でうまく作動しなくなって、渋滞を起こしていました。アララ。
結局は運転手がカードを差し込む機械のボタンを押して、管理事務所に連絡して振り出された駐車カードの番号をインターフォン越しに伝えてゲートを開けてもらっていました。
これからこういう生活が続くのかしらと、ちらっと思いました。
家に帰ってくると、玄関口でエルダが庭師のモーゼスさんとチョコレートクッキーを食べているところでした。
挨拶していると、花壇の縁石の上に艶々して黒々としたものがうごめいていました。
マカピー:「おお、大きなヤスデ(Millipeds)だ!マカピーはこれが好きなんです」
こちらで普通にみられる12㎝くらいの長さです。(セーシェルにいるアフリカ・オオヤスデは20㎝以上になるそうで迫力があるでしょう!)
エルダ:「みんなこの虫を嫌うのよね!」
マカピー:「だってムカデ(Centipeds 百足)みたいに毒を持ってないからかわいいでしょうに!」
エルダ:「本当はそうなんだけど、嫌いな人にとっては同じなのよ。誰もがあなたみたいな人ばかりじゃないのよね」
マカピー:「それにしても、この庭のジャカランダの大木はすごいなあ。もうすぐ満開なんで楽しみなんです。昨日Messengerビデオ通話で家族と話をしてスマホカメラでこんなところに住んでいるんだって紹介したんです。アボカドの大木も見せたし、ジャカランダもあるんだって言ったら、みんなが、ザンビアのルサカの家のジャカランダを思い出して懐かしがっていました」
エルダ:「そう、それは良かったわね。実はね、私達がこの家を35年前に買うことにしたのは、そのジャカランダとアボカドの大木があったことが決め手だったのよ」
マカピー:「いい選択でしたね!マカピーもアボカドの大木が気に入ったんです。ちょっと山小屋みたいな感じだし、マカピーもここに住めてラッキーです」
自分のコテージに戻ると、相変わらず落ち葉がありましたが。今日はモーゼスさんがきれいにしてくれていましたが、なにやら赤いヒモのようなものが壁の隅を動いているの気が付きました。
ホホー、「赤いヤスデ」です。
こちらは先ほど見た黒々と太い奴よりもずっと細くてカッコいいです。
よく見るとアボカドの木の幹にもいるし、白壁にも這っていました。
おお、ずいぶんいるじゃない!みんなー元気そうでいいね!
と声をかけていると先ほどのエルダの声がよみがえりました。
エルダ:「みんな嫌うのよね!」
確かに、ヤスデばかりがウジャウジャいたら、マカピーも好きじゃなくなってしまうかも? これは色だけの問題じゃないかも!
或る朝起きてみたら自分のベッドに赤い連中がうごめいていたら・・・ウーン、ちょっとホラーかなあ?
それで思い出したのですが、この周辺にはイビスが沢山生息しています。公園などでも常にイビス(和名はハダダ・トキ)がそのくちばしをスッポン、スッポンと草地の中に突っ込んでなにやら捕食しているのです。
好物の甲虫やミミズ、それからヤスデなんかも食べちゃってんでしょうね。
ここのコテージの裏にあるプールの水を飲んでいたイビスに幾度か逢ったことがありますが、来たついでに周辺の虫類も食べてたのかも。
「イビス君たち、よろしくね!」
マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。食物連鎖のおかげで大繁殖しないのかも!
もしもサポートいただければとても嬉しいです。そのサポートは感謝のバトンタッチとして使わせていただきます!