マカピーって「ボーちゃん」だ! マカピーな日々#0743
マカピーです。
シンちゃんの畑に残された小さな林の残骸は、雨の中産業廃棄物用のゴミ収集車で持ち去られました。
今さらながらに、あのシュロの丸太を花壇のふちに並べてみたかったなあ。
夕方になり、収集車の騒音に気づき窓を開けると、マカピーのいる2階の部屋から、2人がかりで次々と投入口に放り込まれる残骸の様子がよく見えました。
マカピーはずいぶん前に、英国のロンドン郊外キューガーデン近くの友達の家に泊り、散歩で緑地帯の伐採をしている様子を見て驚きました。
高木の枝下ろしをしていたのですが、高所に人が登ってチェーンソーで次々と枝を切り払ってゆきます。
その下では別のスタッフがその枝をトラクターで駆動させた「チッパー」にかけて、細かく処理された木片(チップ)を周囲の木の根元に吹き付けていました。
なるほど!
これって「森のものは森に還す」考えでしょう!
そうすれば、わざわざ回収車に載せ、更に処理場に運び込む必要も埋め立て処理に困ることもありません。
吹きかけられたウッドチップのマルチ効果でしばらくは雑草も生えません。
どうして、日本でもこのやり方を採用しないのかな?
公園などの樹木伐採や枝下ろしでも、その場でチップにして根元に吹き付けてしまえばずっと簡単だと思うんですけどね。
実はマカピーは同じ考えで、庭で刈り取った草も、キッチンから出る生ごみも穴を掘って地中に埋めてしまいます。
マカピーは普段から、刈り取った草や木の枝葉をゴミ収集袋に入れて「燃えるゴミ」として出す意味があるのだろうかしら?って思ってるからです。
つまり植物体は自分の枯れ葉や枯れ枝を地面に落としてそれが土に変わって栄養分を根から吸い取って成長します。
本来、森林地帯の植物は無肥料なのですから!!!
もちろん「生の刈り取った草」などは地中に入れない方が良いという人がいるのを知っています。
それは分解するまでに時間がかかること、その近くに苗などを植えると養分の摂取障害などが発生するからと注意されるわけです。
更に植物体を地中入れると、不用意に病害虫が発生すると言うのですが農作物を栽培しているわけではないから樹木の下草が生えないようにするのはチップにしてしまった方が良いと思うなあ。
そんなことを考えていたら、マカピー妻が階下から駆け上がって来て隣の部屋の窓を閉め始めたのでした!
マカピー妻:「・・・ったく、もう!2階にいるんだったら窓ぐらい閉めたらどうよ!雨が吹き込んできたのが分からないの!!(怒)」
シマッタ!
マカピーも慌てて自分のいる部屋の窓を閉めたのですが、一度火がつくとなかなかマカピー妻の怒りは収まりませんでした。
確かにあの時、マカピーは雨の中の片づけ作業は大変だなあってレインコート姿の作業員を見ながら「ウッドチップ」の事を考えてしまい、風向きが変わり吹き込む雨に気づきませんでした。
ただ、それをマカピー妻に順を追って説明しても「バッカじゃないの!」と一蹴されるのがオチなので、ひたすら「すみません。気づきませんでした」と謝るのでした。
マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。だめよ、ボーっとしてちゃ!(苦笑)