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浄化槽よ、サラバ! マカピーな日々#0425

マカピーです。

既にお知らせしました通り、下水道接続工事で浄化槽を経由しない配管が完成しました!


マカピーは、これで汚水臭の心配から解放されるだろうと安心したのです。

というのも、以前は近所で時々汚水臭があったのです。特に夏になるとそれが気になりました。周囲の家は数年前新築した家が多いので合併槽という大型のものを設置していました。

つまり古いマカピーの家の浄化槽がその臭いの源だったのではないか、少々心配だったのです。

その一方で近所で下水道工事が進んでいたので、わが家の排水が下水道に接続されるまでは酵素パワーを借りてしのいだのでした。

下の写真がその製品で、3年ほどこの酵素剤で浄化槽の臭いを抑えてきたのでした!


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最初は、多めに入れて後は毎月定期的に投入するタイプのものでちょうど最後の酵素剤を工事数日前に終えたところでした。(多分役立ったと思います)

工事日は朝の8時から午後4時まで水を流してはいけないと聞いていたので、お隣さんにもしもの場合は、トイレを貸してくれるように頼んでおきました。

その朝7時には、手配してあった汲み取り業者が来たので、追い立てられるように食事やトイレを済ませると、浄化槽をきれいにして去って行くと入れ替わりにK建設の人たちが来て、早速古い配管を掘り出し、地下に埋まった浄化槽も処理しました。

もはや浄化槽は使わなくなるので、地中から引き抜くのではなく内容物をきれいに除いた後、底に穴をあけて地下浸透ができるようにして後は空洞に再生砂などを詰めてしまう処置です。

作業員が大きなカナヅチでFRP製の浄化槽が壊されるのを見ながら心でつぶやきました。

「浄化槽よ、長らくお世話になったね。お疲れさまでした」


下水道接続工事に際して、マカピーは最初この浄化槽を再利用して雨水を貯めて夏の間、庭に水撒きするのにいいなあって思ったのでした。

だって、人間が飲める上水を畑や庭に散水するっておかしいでしょう?

水は貴重な資源なんです!

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マカピーが農業施設を訪ねたイスラエルでは農場や公園では必ず二つの水道がありました。

雨量が限られている乾燥地域では水資源はとても貴重で、以前はしばらくは地下水をくみ上げすぎた結果、海岸地方では地下水が塩水化してしまったのでした。

農業用の水は生活汚水を再生工場で処理した処理水を樹木や花壇への点滴潅水を行っていました。それでホースの色で処理水がどちらであるのか一目でわかるシステムが確立されていました。

日本では灌漑用水を利用する水田などがある一方で、どうして浄水(塩素)処理した上水を家庭の庭に撒くんですかね?いくら水資源が豊富と言っても、雨水を貯めるなど中水利用をもっと進めるべきです。

最近では大きな商業施設などでは駐車場の下に大きな貯水施設を作って緑地帯の潅水に利用したりしています。

そうです、瀬戸内地方などで多く存在した「ため池」的な発想が個人住宅にも求められている時代です。それに水道代って結構高いんですよ!


マカピーの浄化槽再利用計画は、敷地が狭いので再配管が浄化槽に重なるように通るために壊さざるを得ませんでした。

それでも50年近くたっても地下のFRP浄化槽は丈夫で壊されるのがちょっと忍びなかったです。(マカピーは地区17年の中古の家を購入し数年前に改装工事をしていますが、浄化槽は手を付けませんでした)

マカピーでした。

最後までお読みいただき感謝します。あれやこれや考える時間が楽しいです

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マカピー
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