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歌う事を楽しもう! マカピーの日々 ♯1627

マカピーです。
昨日の投稿で群馬で暮らしていた高校生までの出来事が、あれこれ心に蘇る機会となりました。

コウゾウ先生の歌唱指導

マカピーが小学校の4年生の担任になったのが日教組バリバリ?のコウゾウ先生でした。

先生は音楽家を目指したこともあったらしく、それが叶わずに小学校の音楽担当の先生になるとマカピー達生徒(児童)に歌を歌わせました。

しかも、徹底的にやるのです。

マカピー達はコウゾウ先生のピアノの音を頼りに声を合わせて合唱します。

楽譜なんて配りません。黒板に歌詞が書かれるだけです。

そんなことから、コウゾウ先生からマカピー達が音楽の教科書にある「文科省推薦の歌」を習って歌った記憶がありませんでした。

コウゾウ先生の選曲は様々で、ロシア民謡や沖縄をうたった反戦歌的なものもありました。

先生の熱心な指導もあって、マカピー達は歌う事がとても好きになりました。

音楽の時間だけでは不足するのでコウゾウ先生は朝のホームルームの時間も放課後も休みなくマカピー達に歌わせました。

時々、オープンリールのテープに録音していました。

今考えると、どうやらコウゾウ先生やその同志は自主的な研究発表などをしていたようです。

ですから、ある時から毎週のように教員の視察グループがコウゾウ先生の授業を見に来ていました。

マカピー達は、最初は狭い教室の後ろに陣取る人たちに「誰だろう?」って思いましたが、直ぐに歌に夢中になって気にならなくなりました。

コウゾウ先生の趣味は音楽以外はパイプ煙草をやっていて「格好いいなあ」と思ったものでしたが、一旦ヘソを曲げると授業を放棄して宿直室にこもってしまう事もありました。

そうすると、皆で相談して代表者を立てて「先生ゴメンナサイ。もう怒らせるような事はしませんから教室に戻ってきてください」と、どっちが子供なのか分からないような一面もありました。

小学校時代にピアノを弾けるのは当時コウゾウ先生だけでした。

ザワブー先生の音楽

中学校になるともう一つの小学校と統合するので、一人「ムっちゃん」という女生徒だけが上手に弾け音楽の時間のサポートを務めていました。

彼女はその後に関西の音大へ進学しました。

中学生ともなるとギターを始める仲間が増えましたが、ピアノ教室も無いかなりの田舎の事でしたから、ムっちゃんはどうやってピアノを習ったのかなあ?と今でも不思議です。

中学校でも大卒教員採用で新任になった「ザワブー」がクラス担任でもありました。

彼女の名前はオザワと言うのでしたが、仲間内ではザワブーと呼んでいました。

マカピーの卒業した小学校の人数んが少なかった影響で、やはり統合された中学校でも他の学年は4クラスあるのにマカピーの学年は3クラスだけでした。

よく音楽担当がマカピーのクラス担任になるのも、きっと何かの縁だったのでしょうね!

ザワブーはどっしりとした体格の持ち主で、いつもタクトを手にしていていました。

とても思いやりのある女性でマカピー達にとっては「ちょっと年上のお姉さん」的存在だったのでした。

そして当時マカピーがクラスの遠足を企画した時も積極的に参加してくれました。

マカピーは中学校に入学すると近所の年長者が参加していたバレーボール部に所属することになりました。

何と、そのチームがマカピー達が入部して間もない一年生の時に関東大会県予選で2位となり関東大会で東京へ行ったり、二年生の時はマカピーもレギュラーながら夏季県大会で準優勝の輝かしい成績を残していました。

マカピーはその県大会が終わると、受験勉強に入る三年生が活動しなくなるので、キャプテンとなり翌年の夏季県大会に向けてチームを率いる事になったのでした。(この事は明日の投稿に書きます)

そんなことから、多忙になり次第に合唱的な音楽から遠ざかってしまいました。

そうそう、結局マカピーはギターを入手しても殆ど音符が読めないまま大きくなったのでした。

海外でのクワイア(合唱団)参加

聞くばかりの音楽から自分たちでも歌おう!

ウズベキスタン共和国で子供が通っていたインターナショナルスクールのダイレクターだったケビンがそうした考えから「クワイア(合唱団)をやろう」と声掛けされ参加した事がありました。

放課後、父兄と先生の有志が集まって練習して、結局数曲を披露するところまでで精一杯でしたが、今でもいい思い出です。

声を合わせて歌うってのは、一人で歌うのと違ってハーモニーが必要になります。

大人になってからの集まりでは各人が家庭や仕事の都合をつけて駆け付けるわけですからなかなか進捗しない事もあります。

それでも、一つの事にみんなで取り組む楽しさって合唱にはありますね。

英語の歌詞などでは舌がもつれるのですが、また機会があれば歌いたくなってきました!

マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。さあ声を合わせて歌ってみよう!



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マカピー
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