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売らなくても良いじゃない? マカピー日々 ♯1645

マカピーです。
昨日はレストラン物品即売会3日目でした!

まずはゴミ捨て

朝に昨日のゴミ出しをして、ついでに自分の住む通りのゴミ拾いをして戻ってきました。

ゴミが落ちていると何となく気になるんですよね!

フィリピンでも展望の丘やそこに至る道路のゴミ掃除をしていました。

結構遠くから見ている人がいるもので、後でそんな話を聞きます。

「外国人のマカピーがゴミを拾っているので、地元民として恥ずかしい気持ちになった」

まあ、きれいにすると気持ちがいい!それでいいんですよね。

これまでの経験から、誰かに「きれいにしなさい!」って強制したって始まらないと思うんで自分でやれることをするスタンスにしています!(笑)

そうだ、値上げしちゃおう!

さて何の話だったのか・・・そうそう3日目の即売会での方針はこうしようって先ほど洗濯機を回しながら思いついたのでした。

「価格を上げよう!」

いいんです。だって売り手の責任者はマカピー自身なんですから!

少し余裕が出てきたのか、やってみてどう反応があるのか楽しみです。

「昨日はもっと安かったじゃないか!」って言われても、「じゃあその時に買えばよかったですね」と答えるつもりです。

適正価格とは需要と供給のバランスで生まれると思います。

ハナさんと一生懸命集めたセラミックのコーヒーカップも50個ほど売りに出しました。

これって、よく考えて見たらただのコーヒーカップじゃないんですよね。こちらが選択してきたプロセスも加味されているんです!

だから、今日はそのカップも「マカピーチョイス」として、今までの10倍価格にして売るつもりです。

そう、お客さんも嫌だったら買わなくていいのです。

そう、マカピーも売らなくていいのです。

一方で忘れてはいけない事は、マカピーは早く店舗を大家に明け渡す必要があるってことです。

シンクロニシティ的気持ちの変化?

朝食を摂りながらあれこれ考えていると、ある大切な事に気付きました。

マレーシアでの事業を撤退するに至った理由を挙げればいろいろあるのですが、それってマカピー達がフィリピンに行くきっかけになった事にもなると分かったのです。

当時は「裏切られた」というネガティブな気持ちや、自分が不運に見舞われたと思っていた事です。

ところが、ここ数日の間に「そのおかげで次のステップに進むことが出来た」と喜ぶべきじゃないか!って思えてきたのです。

最初はなんでそんな考えに至ったのか「???」マカピーの思考回路が故障しちゃたんだろう?って思ったこともあるくらい妙な感覚でした(笑)

タダであげちゃっていいんじゃない?

更に思考はすっ飛んでハマナスレストラン1号店の店舗で商売を続けるアディの事に行き当たったんです。

マカピーの心はこう言っているのでした。

「2号店で残ったレストラン備品、消耗品を彼女にあげれば!」

え、どういう事?

だってアディはマカピー達に借金があるのです。

前回会った際にはマカピーは「こちらも家賃支払いもあるのでとりあえず半額でも入金して欲しい」と事情を伝えると、とても支払えないってうなだれるアディの姿がありました。

実はフィリピンにいるハナさんからは「アディから支払いがなければ、残された資材を引き上げ、改修前の状態に取り壊しるから、と脅してでもいいから投資資金回収すべきよ」と言われているのでした。

彼女はこれまでアディとの交渉で相当頭に来ていたようです。

かつてアディとは最初は1号店のパートナーとして一緒に活動したのですが、彼女のやり方では利益が上がらないので経営から手を引いてもらったのでした。

ただしその店舗はアディが契約者だったので共同で維持していたのですが、そこから100km離れた街に2号店に関わるようになると、1号店のシェフやスタッフが居着かなくなりました。

(やっぱり直接管理が出来なくなるとこうなるのですね)

結局1号店はマカピーの出資が回収出来ないまま閉店してしまいました。

買い手も探したのですが小さな田舎町では難しいのでした。

そもそも1号店開設ではマカピー達が新参者であったから、地元民から「呪い」がけされるなど有形無形の嫌がらせを受けてました。

ですから隣接の店舗オーナーからすれば、「逃げ出してくれて、してやったり」だったのでしょうけど。

あれから時は流れて、今度は2号店もマカピーとハナさんが不在中のたった2カ月で閉店する事態となってしまいました。

それを受けてハナさんとは、「これ以上マレーシア事業にこだわらず、受け入れ素地のあるフィリピンで地域医療活動をする」ことにしたのです。

ですからフィリピンから戻ったマカピーはマレーシア事業整理のミッションを背負ってやって来たわけです。

そのアディに対しても、マカピーの心は「レストラン消耗品や食器類を二束三文で処分するならアディにあげよう」って言うのです。

マカピーはそれに応えて、「それじゃあ、取りあえず売れ残りを持って三日後に行く事にした」のでした。

なんか、とっても変な感じですけどね(笑)

3日目の販売結果

午後から即売会を開始する前に、値札を大幅に書き換えました。

そう、試しに値上げしたんです。

結果、前日の価格を知る人からクレームもありましたが、買う人は買い求めて行くのでした!

思った通りです!

それでも週末明けの月曜日だったので人出はすくなく、しかも夕立の激しい雨があり売り上げそのものは少なかったのですけどね。

こんな感じで、頼り甲斐のあるハナさんはまだフィリピンに残っているので、アジズにも手伝ってもらいながらなんとかやってます(笑)

マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。きっと何でも試してみればいいんですよね!







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マカピー
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