職域接種してきました! マカピーな日々#0455
マカピーです。
マカピーの8月のアフリカの渡航手続き前に、派遣組織が計画した職域接種で第1回目の接種を6月29日(昨日)やって来ました!
接種したのはモデルナ製のワクチンでした。(2回目は4週間後の7月27日になります)
予約は13時45分から14時までの15分間でしたが、少し早めに行くと「今、ちょうど空いてます、お先にどうぞ!」と開始できラッキー!
問診や本人確認を終えると、医師がいるブースに誘導されました。
「ハイ、熱はありませんね。こちらの問診表では・・・・と、特に気になる点とかはありませんね?えー、今日の体調はいかがですか?」
とこちらの様子を見ながら次々に問診があります。隣の看護師がシリンジをアルコール綿を手渡すと、
「では肩を出し下さい。ハイ終わりました」
えっ?何も感じなかったんですけど?
おそらく無痛針なんでしょうか、何も感じなかったのでビックリしました。
記録用紙にワクチンのラベルを貼り付け、別室へ行き15分様子を見ました。
なんだか、こんなに円滑な予防注射というのも珍しいので「超楽ちん」でした。
ところが、一夜明け朝の散歩を終えてシャワーを浴び朝食を終えたあたりから、注射された左肩が「だるい」のです。
「???」
肩の筋肉を揉むように触ると鈍痛があり、なんと珍しい事に肩こり状態となって、さらに首筋まで鈍い痛みが伝わってくるではないですか!しかもPCのキーボードを打ち込みながら左手が少々だるいのです。
マカピーは、集中する細かい座業をしない限り、肩コリしない体質なのですが、今回のワクチン接種ではその反応があったという事です。
ハハーン、これが「コロナウイルスワクチン接種の反応」なんだ!(心配していませんけど)
それで思い出すのは「狂犬病予防接種」と「破傷風予防接種」です。
日本では長年狂犬病が発生していませんが、東南アジアを始め世界中で恐れられている伝染病で主に犬の咬傷によってもたらされるのです。
それらも筋肉注射後に似たような反応が現れることがあるのでした。
マカピーはかつて青年海外協力隊に参加した後も、仕事で海外生活が長かった事からワクチン接種は沢山してきましたし、もちろん家族も同様です。
だって、医療制度や施設が十分でない国に滞在する必須対策ですからね。各自にワクチン接種記録帳が幾冊もあります。
先ほどの狂犬病、破傷風、日本脳炎、髄膜炎、B型肝炎、腸チフス、黄熱病(野口英世博士が研究していた病気で彼もこの病気で亡くなっています。これは「イエローカード」という別の証明書が発行されます)などがあります。しかも数年おきにブースター(追加接種)が必要になるのです。
マカピーの息子たちが任国のインターナショナルスクールへ入学する際はこのワクチン接種記録の提示が求められます。
ウズベキスタン滞在中に次男が発熱と発疹で地元クリニックへ行くと「風疹(rubella)」と診断された際は、学校関係者、特に妊婦もいる事から風疹発生の噂でパニックが発生しました。
しかも白衣を着た特別車両に乗った医療チームが来て「今日から2週間この家を隔離します」とやられた時には驚きました。ザンビアでは集団接種をしていないので、風疹の集団発生によって沢山の「成人」が亡くなっているからでした。
マカピーは事態の急変に焦りながらも「おかしいぞ」って思ったのです。だって3人の息子は風疹対策に「MRワクチン」を接種しているのです。
(参照:ワクチン接種のスケジュール)日本でだってこんなにあるんです!
急いで米国人小児科医のところに接種記録をもって、相談に行きました。
女医:「ああ、心配しないで大丈夫。ウイルス感染だけどこれは風疹ではないわ。確か日本では『手足口病』って言われるのよね。私の方から学校にも伝えておくわよ」
マ:「なんでこんなに大騒ぎになってしまったんですか?」
女医:「それは、この国が貧しいから集団予防接種していないからよ。子供の時に感染しなくても大人になってから感染すると重症化して死ぬケースが多いのはそういう訳よ」
マ:「マカピーの所属団体の顧問医にも、この予防接種記録を見せたんですよ!」
女医:「あなた、本当にこの国の医学教育と医療設備を信じているの?」
年配の米国籍の女医さんはマカピーを見てニヤリとしたのでした。
マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。いろいろな意見はありますけど、予防接種はとても大切です!!!