ダーバンが大変だ! マカピーな日々#0731
マカピーです。
一昨晩マカピー妻がとつぜん「ダーバンが大変よ!」と叫んだのでした。
なんと3週間前までマカピーが頻繁に通っていた高速道路(N2)が冠水して、コンテナヤードから流出したコンテナーが折り重なっているじゃないですか!
アボカドコテージで世話になったエルダとリチャードのところにマカピー妻が連絡するとすぐに返事が来て「我々のところは大丈夫。停電があったけど復旧しているけどまだ水道水が濁っている」とありました。
マカピーも秘書をしてもらっていたトリシャさんに連絡すると「研究所関係者で亡くなった人はいないけど、家などかなりの損害を受けた人がいるわ」との事でした。
一緒に旅行をしたマミさんからも「二日間停電があったけど、仕事場への道路が冠水してしまってようやく仕事が再開したところ」と返事がありました!
ともかく、友人知人の無事が確認でき良かったです。
マカピーはフィリピンの首都マニラで電柱が倒れる台風を経験したのがちょうど長男が生まれた日の事でした。
その後、ホナサン大佐によるアキノ政権転覆事件が発生して住宅地が反乱軍による包囲があり数日間閉じ込められたのでした。
その後、ピナツボ山が大噴火してマニラまで降灰で真っ白になった事がありました。
イエメンでは欧州家族旅行中に、内戦が勃発して家財のある首都サナアに戻ることが出来ませんでした。
ネパールでは5年間の仕事が終わりマカピー達が帰国した後でラビンドラ国王家族が虐殺される事件が発生、これが元となり王国が消滅してしまうことになりました。
カンボジアでは自宅近くのタイ大使館が襲われて燃やされる事件が発生。その後に「タイ人狩り」行われるなど緊張が高まり、タイ軍が押し寄せる一歩手前までとなりました。
などなど、どこに行っても危険は付きまといます。
それでも、厳しい事故や事件に巻き込まれずにここまで生きてこれたことに感謝するしかありません。
ダーバンを後にする早朝に、予約していたタクシーがやってきた時マカピーは驚きました。
マカピー:「おはようございます。おや、女性ドライバーなんですか!」
運転手:「おはようございます。確かに初めての方は驚かれますね」
マカピー:「Uberを使った際に女性ドライバーに当たったことがありますが、夜間のドライバー(朝6時まで)に女性がいるとは思いませんでした」
運転手:「そうね確かに少ないけど、生活するためには仕方ないのよ。それに慣れてしまえば何とかなるものよ」
マカピー:「夜間の流しでのお客は怖くないですか?」
運転手:「確かに危険は増すわね」
空港に向けて高速道路を進むと、小雨がちらついてきました。
マカピー:「今日がサヨナラ・ダーバンの日なんです」
運転手:「あれ、こちらに長かったんですか?」
マカピー:「こちらの大学での仕事を半年間していました」
運転手:「あれ、中国人じゃないんですね?」
マカピー:「日本人ですけど」
運転手:「やっぱりね。こんな会話する人は中国人いませんからね(笑)」
マカピー:「ダーバンは良いところですね。気候も温暖だし住みやすかったですよ。いつかまた戻ってきたいなあって考えています」
運転手:「それは良かったです。でも一昨日の雨では自宅の周辺の排水が悪くて道路が冠水しちゃったの。子供から「大変だ!」って電話があったけど水が引くまでしばらく家に戻れなかったのよ」
会話からあの女性運転手の家は、地形的にリスクが高い地域であることが容易に想像できました。
マカピーはお世話になったダーバンの復興が早く進むことを祈るのでした。
マカピーでした。
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