ピリッとルッコラ葉とニラの春 マカピーな日々#0351
マカピーです。
近所のサクラの花が1分咲きです。今週中には満開になるでしょう。
我が家の小さな庭にも春が来て、すでにフキノトウを採取して春の味覚を楽しみました。
そして昨年種を播いて育てたルッコラ5株が越冬して、小さなギザギザした大根葉を広げ始めています。
あまり世話をした覚えがないのですが市販のものよりグッと緑が濃くてすでに3回も収穫しサラダにピリッとアクセントをくわえています。
今朝も雨上がりの庭でルッコラ葉を採取していると、花芽が伸びているのに気づきました。つまりルッコラの小さな菜の花が咲く時期なのです。
葉を伸ばすのは栄養成長、花を咲かせるのは生殖成長という事ですね。
つまり世代交代の準備ができるという事ですからこの植物体の生長は衰えることになります。そこで無駄かもしれませんが花芽を摘んでしまいもう少し葉っぱを伸ばしてもらうことにしました。(笑)
ついでにルッコラ周辺の雑草を引っこ抜くのですが、その中にニラが沢山あるのでした。
ニラの葉だけを引きちぎるのですが、その強い匂いがあたり一面に広がります。ルッコラ葉を台所で洗った後で歯磨きをしたのですが、歯磨き粉の民都よりも指先のニラの匂いが鼻について仕方ありませんでした。
「春野菜のエグミは健康にいい」などと言いますが子どものころには理解できないものでした。
フキノトウ、タラの芽、ツクシ(土筆)、ゼンマイ、コゴミ、ノビル・・・・いろいろありますが、子どもの味覚にはおいしく感じられなかったですよね。
世の中にはもっと旨い物があるのに、どうして大人たちはあんな野に生えているようなものを「うまいうまい」と頬張れるのか?疑問でした。
それがチョコレートやポテチを食べるのよりも、そうした野の味を愛でるようになったはいつごろからだったでしょうか?
マカピーの子供三人は海外で生まれているせいなのか、日本の味ともいえる「アンコ(餡子)」を食べられるのは長男だけで、次男と三男はどら焼きをもらっても喜ばず、仕方なく餡子を取り出して食べていました。
そう考えると味覚というのはおもしろいです。
マカピー妻はタイに暮らしたこともありタイ料理が得意なのでナンプラー(魚醤)が必需品となっています。
最近は「業務スーパー」等でも売っていますが、かつては小さな小瓶が数百円もしていたのでバンコクから幾本も買い求めていたほどです。
ベトナムで暮らしていた際は、同じ魚醤でニョクマムというのがありましたが、マカピー妻はその味に納得できず常にタイ製の「ナンプラー」を買い求めていました。
味覚というのは不思議でとても奥深いものがありますね。
最後までお読みいただき感謝します。海外に暮らしている日本人で「私の味覚はみそと醤油でできている」と言っていた人がいました!