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次のビジネスについて マカピーの日々 ♯1639

マカピーです。
ハナさんがガンパっている移動クリニックをサポートしたいです。

事業撤退と残務処理

これまでマレーシアでは海藻ビジネスと二つのレストラン経営をやって、全て撤退することになりました。

年明けに100㎞離れた場所にある海藻ビジネスの拠点だった倉庫兼住居を整理してカギと未払いだった家賃を大家に渡しました。

そして今度は現在マカピー達が二階に住む、「ハナマスレストラン2号店」の大家に立ち退きを求められその処理に追われていているのです。

昨日は滞納していた家賃のうちハナさんからの連絡もあり、とりあえず昨年8月の一カ月分だけ銀行振り込みにいって来たのでした。

これで何とかレストラン内の資材が売れれば、残りの家賃4ヵ月分と電気水道代を支払えそうですが、その買い手がなかなか現れません。

このままでは、どんどんジリ貧になってしまうぞ!

テニス仲間にお願いしたり、店の前に座っていたセキュリティ会社の若者に声をかけたりしたのですがまだ反応はありません。

それで、今朝方こちらで店をお願いしていたソリヒンの伯母のメルバを思い出したのです。

店で使わなかった未使用のガラスコップセットをお土産にして。

夕立の激しい雨の中メルバを訪ねると彼女が出て来てくれて「そうかい、大変だったね」と閉店を同情してくれました。

彼女に誰か買い手がいないか聞いてみると「アンタのところだけじゃないよ、同じ町内で幾軒もレストランが店じまいしているんだよ」と事情通なことを言うのでした。

「それにさ、世の中は変わったんだよ。宅配サービスで食事が届けられるんだから雨の日だってわざわざ外出する必要もなくなったんだ。そうなると自宅のキッチンで料理が出来れば店舗を持つ事も無い訳だし、ワタシもこの間まで同じようにここのキッチンで大量の料理を作って売ってたんだ。商売はどんどん変わって行くんだね」

メルバは孫が沢山いる女性ですが、しっかりしたビジネスセンスを持っているのでした。

「実はずっと前にワタシも5番通り(マカピーのハマナスレストランは2番通り)にレストランを持っていた事もあるんだ」と初めて彼女がいろいろな仕事を手掛けていた事を知りました。

という風に、メルバはただのオバチャンではなかったのでした!

そこでマカピーはそのメルバを見込んで「一度、来て店内を見てよ」と半ば強引にメルバを連れだしてハマナスレストランへ同行してもらい、レストランの資材を見てもらう事にしました。

「私はもうすぐオムラ(断食月でないメッカ巡礼)に行くのでマカピー達のための時間が取れないけど・・・そうだね、緊急に売らなくちゃならなそうだから知り合いのパキスタン人商人に話してみるね」とメルバは言ってくれました。

ありがたい事です! 一人でも良さそうな買い手に行き着けばいいなあ!

次の事業計画はフィリピンで!

彼女を家まで来るまで送り届け、一人で戻りながら車中でいろいろ考えるのでした。

レストランが片付いたとして、これからマカピーはどうするんだ?

勿論、ハナさんの地域医療クリニック事業を支援するつもりです。

彼女は一人フィリピンに残ってほぼ一人で、獅子奮迅の医療活動を続けています。

主に二か所での移動クリニックの運営と、それに必要な薬の仕入れなど煩雑な作業にマカピーがいないのでハナさん自ら運転しなくてはならないのでした。

ハナさんとは、これまで彼女の医療活動の拠点(クリニック)に薬局、ブロアー治療室、人工透析センターそしてコンビニを併設させたいと思ってハナさんと将来計画を話して来ました。

「一か所出来て上手くいったら、更に同じ施設を他の場所に作りたいね」とも話しているのは、フローレンスのガソリンスタンドの事務所を借りたりしている現状なのです。

だからこそ、しっかりした拠点が必用でその為には、なんといっても事業開始のための資本金が必要になります。

薬局や透析センターに関する協力してもらえる会社の情報も得ていますが、それにしても建設費用とかはなかなか移動クリニックの収入だけでは、そもそも患者負担をさせないような料金で診ているので賄いきれません。

ハナさんは少しでも収入を増やそうと、従弟の一人にはヤギ飼育、もう一人には4輪駆動の小型トラックを購入して貸し出し、養殖池からの魚販売をさせる事にしました。

とりあえずやれることをやろう!

じゃあマカピー自身はどうするのか?

事業撤退作業はあまり楽しいものではないのですが、そのマカピーも今後何とかしなくちゃ、って思うのでした。

それでマカピーが考えたのはこのような事でした。

過去の経験から分かったのは、沢山の人間がかかわるビジネスの限界です。

海藻ビジネスの場合は農民(漁民)が40名ほど登録されましたが、値が良い時は殆どが裏で別の業者に売りさばきこちらの売り上げが伸びませんでした。

レストラン事業では改修工事など初期投資しすぎました。

それから更にスタッフ、特にシェフがへそを曲げてしまうと立ち行かなくなってしまいました。

マカピー達が毎日店舗に立てばまずまずやって行けましたが、不在となると瞬く間に閉店に追い込まれました。

つまり「人」に左右されることが多いビジネスだったのです。

しばらくは、個人で出来るビジネスをしよう!と結論が出ました。

一人でできるビジネスとは?

フィリピンに戻るまでにまだまだやる事はあるのですが、マカピー自身がマレーシア滞在中の時間を利用して現金収入を目指すとしたら何があるでしょう。

その回答がたまたまYouTubeなどで見かけた物販ビジネスに興味が湧いたのです。

それで、最近はそれに集中して資料を見たり、動画を見たりしました。

まずはいわゆる「せどりビジネス」で業績を持つ方のワンデイコンサルを受講しました。

さらに、別の物販会社の運営する3時間以上のウェビナーも3コース受講しました。

それらの説明は、どれもとてもマカピーにとって刺激的なものでした。

それはマカピーが関わった事のない世界であった事もあるのですがそのコース内に脱落者を出さない精神的なサポートまであるのです。

つまりこうしたコースを主催する方々は、自分たちの経験から「ここは外せない!」というポイントをよく理解しているのです。

マカピーはウェビナー説明だけでも「このコースをとると一般の人のための人間修養になるかもね!」「儲ける事にこれだけ真剣になる貴重な機会だ」と感じました。

勿論セールスポイントもしっかり受講者の心をつかむものでしたが、それでマカピーがそれをすべてのコースの受講生になる事はありません。

一つは半年や1年のコースの料金が、現在のマカピーにとって結構な金額であった事と複数を同時に受講するのは難しいからです。

そもそも物販ビジネスをしたことが無いので、まずそこからやってみようかと準備することにしました。

(その進捗状況もお知らせしますね)

マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。金儲けに挑戦だ!











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マカピー
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