アシモどころじゃないよ マカピーな日々#0273
マカピーです。
年末から我が家で一緒に過ごした三男と話をしていた時の事です。
「あのさ、アシモってしってる?」
「ホンダが作ったロボットのこと?」
「そう、それでアシモのようなロボットを作っているボストン・ダイナミックスってyoutube で見たことある?知らないなら、ちょっと覗いてよ!」
「何で?」
「まあ、いいから見ればわかるって・・・・」
「オーマイ・・・・・・」
マカピーにとって衝撃的な映像でした。
そうか、ロボットってのは、今ここまで発達しているんだ!
まるで映画の「ジュラシックパーク」で見た恐竜コンピーに似た動きを自律的にやってのけるロボットが生まれているのでした。
更に軍用、そして産業用ロボットの紹介もあり、アマゾンなどの配送倉庫で働く人の仕事がもうじきロボットにとってかわられる秒読みに入ったとマカピーは確信しました。
自動車の自動運転システムだけでなく、ロボット化はあらゆる産業で進んでいて人間はこれから何をして行くべきなのか、マカピーが子どものころに描いていた未来が一挙にそこに実現しそうになっているのです。
この映像は新春早々から背筋がゾクゾクするような体験となりました。
息子たちの世代はこうした「未来」を目の前に突き付けられたとき、マカピーたちの世代とは違う反応をするのかしら?
フッと見ると、彼は日向ぼっこをしながら母親から借りた「赤毛のアン」(英語版)を熱心に読んでいるのでした。????
マカピーの奥さんは岡村花子訳の「赤毛のアン」シリーズが愛読書だったので、今でも「プリンスエドワード島」に行くのが夢です。
「Anneてすごくおしゃべりな娘だね!」と母親に語っています。
「そうよ、だから面白いのよ」
「うーん、僕は彼女みたいな娘はちょっと苦手かもね」
息子は現代のITの恩恵を普通に享受しつつ案外、古典を読みながらバランスを取っているのかも知れない、不思議なヤツです。
果たして、グリーン・ゲイブルスを訪ねる頃には空港で借りるレンタカーが「自動運転」になっているかしら?
長男が英国の寄宿校にいた頃、家族して彼の学校を訪ねたことがありブライトンの街でレンタカーを借りたのですが、当時日本ではやっていたカーナビがまだ一般でなく「カーナビ付きの車」を希望したのに係の人(若者)の反応は「そういえばCar Navigation Systemって聞いたことがあるよ。でもうちの車には搭載されていないよ」というものでした。
おかげで地図が当てにならないほど暗くなった冬の道で道路に迷い幾度も車を停めて道路を聞くはめになったのでした。
それが、長男が高校を卒業するときになると英国でもカーナビが一般的になっていてヒースロー空港から卒業式に参加して、彼の入学が決まっていたサザンプトンの大学を見て、ストーンヘンジ遺跡を見たりしてぐるーっと旅をしてきましたが日本と同様の快適さでした。
たった5年ほどで技術革新は驚くほどのスピードで進んでいるのを実感したのですがこれからどうなるのでしょう?
何があっても「人生を楽しもう」を忘れずに生きてゆきたいです。
マカピーでした。
最後までマカピー的史観をお読みいただき感謝します。引き続きお読みいただければ嬉しいです。