これって、どういう部屋なの?マカピーな日々#0532
マカピーです。
シーフロントのホテルを引き払い職場に近いホテルに越してきました。
いつものようにホテル検索サイトから探し出したのですが、ロケーションと金額、それに朝食がつくというので、いくつか部屋の種類があったのですが一番安いところをポチッとして内容の確認を忘れていました。
来て見るとホテル名に「ブティック」と付いている意味が分かりました!
おそらくかつての住宅を改造したホテルです。部屋数がたった11室だけなんです。
そして、マカピーが案内された部屋に入りビックリしました。
狭ーーーーーいッ!
その朝までいた海辺のホテルの空間と比較すると5分の1!でしょう。(もちろん値段も半分近く落ちましたけど)
シングルベッドがあり部屋のコーナーに申し訳程度のソファが一脚、クローゼットにしまわれた小さな冷蔵庫とその上のトレイに湯沸かしポットとコーヒーカップとグラスが一組それにインスタントコーヒーなどが入った容器。
よくまあ、これほどコンパクトにまとめたものです!
段違いに小型金庫、部屋のコーナーに液晶TVがぶら下がっているけどソファの横にこの部屋には不釣り合いなほど大きな木製のゴミ箱があったけど、何か足らないのでしたが、直ぐに思い浮かびませんでした。
奥のバスルームから戻ってくるとこの部屋が角部屋で、窓から塀際に大きな針葉樹がありその木陰に立派なヘゴシダが葉を広げていました。
うん、角部屋だから眺めは良いなあ!
と、振り返った時に思いつきました!
「机」だ!この部屋には机もテーブルもないんだ・・・
バックパッカーだった昔を思い出したけど、あの時の宿代なんて500円くらいで、いかにお金を節約して長く旅を続けるかっていう命題が控えていたからいいんだけど、今どきお仕事で来ているのにこれはないでしょう!
まあ、既に夕方だったので明日マネージャーに話をしようという事で、とりあえず机替わりにスーツケースを二段重ねにしてソファに腰掛けてnoteを書いているのですが・・・姿勢が悪くなり疲れるんですよ、これが!
一人で食事をするのも味気ないので、ショッピングモールでテイクアウトしてきたものを食べる空間もない!
また同じ「スーツケースのテーブル」の上で食べる羽目になりました。
ヤレヤレ
翌朝、朝食に行くと賄いをやっているシンシアさんと話をしました。
マカピー:「ボク部屋番号No.5に泊ってるんだ。そこって、すごい狭いんだ」
シンシア:「ああ、あんたがこのホテルで一番狭い部屋に入ったお客さんね!学生でもないのに何であんな部屋にしたのよ!?」
マカピー:「インターネットで部屋の大きさを確認しないで決めちゃったんだ!まだ事務所が開いてないけど、マネージャーは誰なの?」
シンシア:「○○さんだから、電話すればいいわよ。番号は△△△△△△」
マカピー:「ありがとう。部屋の中に避難路案内があって、その見取り図だけでも、ボクの部屋が一番狭いのが分かるよ。隣の部屋の半分しかないんだよ!」
シンシア:「ここはインド系住民の住居だったのを改造してホテルにしたのよ、だから昔の部屋割りを利用しているから、No.5みたいな物置部屋みたいなのが存在してんのよ。そう、わたしがいろいろ知っているのは、ここに18年間働いてるからなのよ」
マカピー:「シンシアさんそんなに長く働いているんだ!じゃあ地元ダーバン出身なんでしょう?」
シンシア:「私は東ケープ州なの。家族も親戚もみんなあっちにいるの」
マカピー:「どのくらい実家に帰っているの?」
シンシア:「滅多に帰れないわ!今月末行く予定なんだけど長距離バスだと1日半以上かかるのよ。バスだと向こうでの滞在時間が短くなっちゃうから、私は飛行機で帰省するの。旅費がかさむのでたまにしか帰れないのよ」
そういえばプレトリアで身の安全を確保するのに必要な「場所」と「時」を教えてくれたウーバー運転手も東ケープ州出身だったなあ。
マカピー:「ケープってとっても良い所だって聞いてます」
シンシア:「私のふるさとですもの。さっきの二人の客もケープタウンから来ているの」
マカピー:「誰にとってもスイート・ホームだものね!」
ところがこの後で、うまくマネージャーとの連絡が出来なくこの日も、グラグラして上のものが滑り落ちそうになるスーツケース・テーブルの片隅を手で押さえながら作業や食事をしました。
さすがに3泊する気にならずに、マネージャーにコンタクトして叫びました。「アップグレードして大きな部屋にしてくださーい!」
仕事から帰宅すると「話がついていたらしく」ここでどうかとスタッフの女性に案内されました。おっと隣部屋でした。
それでOKして、残り5泊分の差額を支払いをし、ワッセワッセって、自分で机のあるNo.6(お隣)に引っ越すことが出来たんです!
おお!普通の大きさの部屋にセミダブルのベッド!ちゃんと机もある!いままでのところがお仕置き部屋に思えました!
やっぱりホテル滞在には最低限の広さが必要だって気づかされた今回のハプニングでした。
マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。何があっても楽しもう!