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ナンセンスでゆこう!マカピーな日々#0243

マカピーです。

最近あまり聞かなくなった言葉に「ナンセンス」があります。もはや「死語」なんでしょうか?赤塚不二夫さんのマンガを愛読していたころは、子どもであったマカピーでさえ、しきりに「ナンセンス!」と叫んでいたものです、どうしちゃったのでしょう?


ところが、最近TVコマーシャルを見ると「おそ松くん」のイヤミの「シェー!」が復活していました。これで何度目のリバイバルでしょう、やはりそれだけ強烈な「ナンセンス」力を持ったメッセージだったんですね。

「鼻血ブー!」のタニオカヤスジ氏のマンガもナンセンスでした。マカピーはちょっとついて行けなかった記憶があるけれど。それでも当時はそのマカピーでさえ「アサー!」なんてやってましたから結構好きだったんですね。

それからマカピーが好きな絵本作家は長新太さん。

もともとは漫画家だったようですが、とてもヘンテコ不思議な気分になる絵を描かれていましたね。それから佐野洋子さんも良かったですね。

あんな感じの絵だったらマカピーにも描けそうだなあ、と思ってもとてもできないきわめてオリジナルなキャラクターとストーリーでした!

文学というかそちらの方面では井上ひさしさんですね。

特に脚本は面白かったです。

その昔、NHKで「ネコジャラ市の11人」という人形劇があり、マカピーは夢中になりました。記憶がおぼろな「ひょっこりひょうたん島」と比べても仕方がありませんが、ナンセンス度に磨きがかかっていたと思います。

その前後に放映された「空中都市008」や「新八犬伝」とかの人形劇よりも、鮮明にその記憶が残っているのは、徹底したナンセンスさに大笑いしてしまう爽快な作品で、その後にはあんな作品に出会っていないように思います。

実はマカピーはいまでも散歩しながらフッと口ずさんでいるのが「マイ・ホーム・タウン」というネコジャラ市の11人のテーマソングです。

ここはまだ、石ころゴロゴロ

ここはまだ、草がボーボー

ここはまだ、やぶ蚊がブンブンだけど

ここに、街をつくろう

ぼくたちの街、ふるさと

おおー、マイホームタウン

ぼくたちの街、そこは空の虹がよく似合う

マイホームタウン、マイホームタウン、おおーマイホームタウン

マカピーにとってそれほど強烈な印象だったんですね。

今年の1月まで滞在していたヨルダンでは砂漠の中に巨大なシリア難民キャンプがありましたし、マカピーは50年以上運営されているパレスチナ難民キャンプの隣の敷地の施設で働いていました。

紛争に巻き込まれて避難生活を強いられた人も、いつの日にか「マイホームタウン」が出来る喜び、ふるさとが沢山出来ればいいなあって考えると、いつもあの歌が脳裏に甦るのでした。

マカピーでした。

最後までお時間をかけてお読みいただき感謝します。引き続き「マカピー的史観」をお読みいただければとても嬉しいです。


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