猫のブルブル。 マカピーな日々#0154
マカピーです。
明け方におかしな夢を見ました。
あまりにもおかしくて、夢の中で友達と大笑いしたところで目が覚めたのです。
夢の背景はというと、どうやらマカピーは大学生で合宿があり友達と民宿のような家に泊まっていました。
その家のトイレはいわゆる和風水洗トイレで便座がありません。また一段高く設置されていて男性の小用も楽?になっているタイプでした。
最近でも古い雑居ビルにある飲み屋さんで見かけるあれです。
さて、マカピーがトイレで立って小用をしているとわきから真っ黒なメス猫があらわれました。
「オイオイ、そっち行ったら危ないよ」と声をかけてもネコは無視するようにヒョイと一段上の便器を覗き込むのです。
「おい、はねが跳ぶからあっちへ行けよ」と声をかけてもクロネコはものともせず、なんと便器の中に入って寝そべったのです!
当然ネコのからだはマカピーの尿まみれ状態なのですが、クロネコは気持ちよさそうに、浅い水たまりの中で幾度ものびをしてまんべんなく体を濡らしていました。
小水が終わったマカピーは「ヤレヤレ、どうすんだよ?風呂場に連れてって体を洗わなくっちゃまずいぞ」とネコに声を掛けました。
クロネコはマカピーを見上げて「ニャー」と一鳴きすると立ち上がったのでマカピーはすかさず両手でネコを引き上げました。
ぼたぼた水をしたたらせるネコをもって仲間のところに戻ると「キャー可愛いクロネコね」なんていう仲間の女子もいます。
「あのさ、ちょっと濡れてるから洗って来ようと思うんだよね」「ちょっとそこにおいてよ!」「あの、汚れているから先に洗ってさ・・・・」「写真撮るから床に立たせて!」「だから、先に・・・・」
結局、ちょっとの間床に立たせると確かにクロネコは濡れて小さな顔となり面白い表情でオブジェ化していました。
6人ほど仲間が取り囲んで、それぞれがカメラを構えているところでやおらクロネコは体をブルブルッと震わせてみている全員にしぶきを飛ばしたのでした。
「キャー!」「ちめたい!」「目に入ったよ」と一斉に大笑い。
「おい、変な臭いしないか?」「ほんとだ、何?」
「だからさ、このネコ便器から出てきたばかりなんだよ!」
「エー!ヤダー!!!!」「キッタネー!」
そして更に仲間がお互いの顔を見ながら爆笑したのでした。
実際はなかったけれど、とても楽しかった思い出のようなマカピーの夢でした。