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三又のヤシ(補足事項)マカピーの日々 ♯1630

マカピーです。
昨日の投稿で「単子葉植物だから枝分かれしないヤシ」という記述をしたあとで、ちょっと気になったのでCopilotに尋ねてみました。

以下がその質問と回答ですのでご参考までに。

ヤシが枝分かれしない理由

マカピー:ヤシの木は何故成長過程で枝分かれしないのですか?

Copilotの回答:
ヤシの木が成長過程で枝分かれしない理由は、その独特な生理学的特性にあります。ヤシの木は「単頂性植物」と呼ばれる種類に分類されます。単頂性植物とは、頂芽が唯一の成長点であり、この頂芽が成長を続ける限り、他の枝が出ることがない植物です。以下に具体的な理由を挙げます:
1. 頂芽の優勢
ヤシの木の成長点である頂芽が成長を続ける限り、下部の芽は発育しません。この現象を「頂芽優勢」と呼びます。頂芽はホルモン(オーキシン)を分泌し、下部の芽の成長を抑制します。
2. 幹の構造
ヤシの木の幹は、維管束と呼ばれる管状の組織で構成されています。これにより、栄養と水分の運搬が効率よく行われますが、幹が枝分かれするための構造には適していません。単一の幹が直立する形で成長することが、ヤシの木にとって最も効率的な成長戦略です。
3. 環境適応
ヤシの木は熱帯地方に自生しており、強い日差しや風に耐える必要があります。単一の太い幹は、風に強く、また光合成を効率よく行うための葉を高い位置に保つことができるため、環境に適しています。
このように、ヤシの木が成長過程で枝分かれしないのは、その生理学的特性と環境適応によるものです。自然の仕組みは本当に興味深いですね!

Copilot

おおナルホド!ヤシの木は「単頂性植物」であるとな、ムムム マカピーの不安が当たりました。

と言うのも「単子葉植物」というだけでは無理がある事は、すでに枝分かれしている別のヤシの種類を見た事があるのを思い出したからです。

おそらくこの回答でいいのかと思います(時々トンチンカンな回答もあるので気を付ける必要はありますけど)

やっぱりあの「クダットの三又のヤシ」は珍しかったのでした!

もう見る事は出来ませんが、その貴重さが分かってメデタシめでたし。

ビンロウの実

ちなみにヤシ(椰子)と一言で言ってもその種類も相当あります。

日本にあるシュロ(棕櫚)などもヤシの一種でかなり大きくなりますよね。

冒頭の写真(南アフリカのケープタウン)にあるようにフェニックスなどと呼ばれるヤシもそうですし、鉢植えになっているソテツ(蘇鉄)なんかも日本で見られるヤシの一種ですね。

それからマレーシアや東南アジアで盛んに栽培されている食用油の重要作物である油ヤシ(オイルパーム)もそうです。

ちなみにマレーシア半島北部にあるペナン島は漢字で書くと檳榔島(ビンロウ)でマレー語で「ピナン」なのでペナン島って言うようになったんです。

(ショウモナイ話ですけど)

このピナンって日本人にはあまりなじみのないビトルナッツ(betel nut)の事を指します。

やったことあります、ピナン?

これは嗜好品でボルネオ島北部マレーシア国サバ州のカダザン族系、バジャウ系の人が嗜みますが、概してまだ青い未熟な実を利用します。

そうそうヤシの木の先に花芽がついてブドウのようにジャラジャラと実がつくんです。

フィリピンのイフガオ州の人たちも相当やっていますが、こちらでは成熟して固くなった実を歯で割って利用します。

その後はキンマと呼ばれる蔓性でハート形した青臭い葉と石灰を混ぜて実に楽しそうにします。

インド系の民族の中にも利用する人がいて、街中でもいろいろな味が楽しめる屋台があり、進化した形と言えるでしょう。

マカピーもクダットの村でやった事がありますが、口の中に強い刺激があります。

そしてしばらくすると石灰による化学変化で唾が紅くなるのです。

ピナンはロングハウスに陣取るおばちゃんたちとのお付き合いでやってましたが、ニッパ椰子の若い葉でくるんだタバコのシグップを吸う方が美味しかったです(笑)

フィリピンでもハナさんの移動クリニックで順番を待つ人々の多くが、あたりかまわず吐きまくっています。

大概やっている人は口の周りにこびり付きがあり、歯の隙間が赤黒くなっているので直ぐに分かります。

イフガオ州などでは車の運転手が眠気防止を兼ねて運転しながらこれをやります。

高速運転をしながら器用に口に入れて、唾液も空のペットボトルに入れて後は窓からポイ!

ヤレヤレ

マカピーが道路のゴミ拾いをすると、大概そうした紅い唾の入ったボトルを拾う事になります(笑)

そう言えば、サバ州でピナン(ビンロウ)をやっている人はすっかり影をひそめましたね。

その代わりなのか喫煙者が多いのが気にかかります。

どっちもどっちだなあって思いますが、イフガオ州のビトルナッツ愛好者の歯がかなりボロボロなのが気になりました。

マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。何ごとも経験ですので皆さんも機会があったら面白いですから試して見て下さい。ただそれで習慣になってもマカピーのせいにしないでくださいね。


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