あれれ、ちょっと違うんじゃない?と思う基準は? マカピーな日々#0296
マカピーです。
マカピーの奥さんがケーキを作る材料が不足したので、近くのスーパーに行ってきた際の事です。
朝の9時前でまだ客が少ない時間帯ならが、そのショッピングモールはパチンコ・パーラーと隣接しているので、そこの駐車場は開店前で当然ガラガラ・・・・・でなく一台真っ赤な乗用車がポツンと駐車していました。
赤のボディーには黒い大きな文字で「赤い羽根〇同募金」とありました。しかも車外にコーラの空ボトルもあって、まるで絵に描いたようによく目立っていました。
マカピーが買い物を済ませて帰って来て見ると、駐車場のその赤い乗用車もボトルも姿を消していて、何故かしらホッとしたのでした。
先日はお昼過ぎに100円ショップの「〇イソー」に行くと、JAPAN POSTの制服姿の男性がしゃがみ込んで煙草の灰皿をあれこれチェックしていました。
その様子にもマカピーはなんだか違和感を感じたのです。
それはどうしてでしょう?
つまり制服や業務車両というのは、その人が勤務中と容易に想像できるからです。
本来配達している人や営業している人が「油を売っている」ような様子を見ると自然とセンサーが働いて違和感につながるのですね。
しかし、本当のところはその人に聞かない限り分かりませんよね。だってその違和感はマカピーの思い過ごしかも知れないのですから。
つまり中国のことわざにある「李下に冠を正さず」です。
「確かに遠くから見れば何気ない行動も悪事に見えてしまうものだから、いつも気をつけよう」という意味ですよね。
実は、マカピーも海外で活動している際に、平日を含めて休暇でどこかに行くことがありました。
ところが休暇中でも平日に自宅近くのレストランでビールを飲んでいたりしているところに知り合いに会うとばつが悪く感じたりしたことがあります。
「ああ、実は休暇中でね」と言える場合はまだいいでしょう。
問題は、マカピーが知らないところで気付いた人が「あれれ、マカピーさん仕事をさぼって昼からビールとはいただけないなあ」なんて言う話を他の人に伝え、伝言ゲームが尾ひれをつけて広がりかねません。
そうすると事務所から「ちょっと確認したいのですが・・・・」と電話がかかってきたことは幸いにありませんでしたけど。
いずれにしても知らぬうちに疑いをもたれる行動で、噂されるような真似をしないのが得策です。
話は変わってフィリピンでの事です。
マニラ湾に沈む夕日を眺めにマカピーの奥さんと防潮堤を歩いていると、潮風に吹かれながら沢山のカップルと行き交いました。
すると「あらやだ!」マカピーの奥さんは向こうからくるカップルからマカピーの陰で身を隠すような行動をとったのです。
「どうしたの?」
「今のカップルを知っているのよ」
「ふーん」
「駐在の日本人奥さんとその運転手なのよ!」
「だから?」
「何を見てんのよ!二人がしっかり手を握って歩いていたでしょう?」
「ああ、そうだった?」
「本当にあなたって人は・・・・」
実はこの話には後日談があって、彼の子を身ごもってしまった彼女は噂が広まり自殺してしまったのでした。
と、いろいろ綴ったのですが、結局のところ「李下に冠を正さず」の時代と違って現代では、多くの人がなにがしかの組織に所属しているのです。
そして会社の看板を背負わされて生きている事が多いので、社外時間でもその名を穢すような行動を慎むように圧力がかかっているんですね。
ところが、早期退職してフリーでいる人はそうした、くだらない?「制約」に煩わされる事もなく生活できている、と思います。
フッとどこかで道を間違えたような思いが一瞬、頭をよぎったマカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。じぶんの人生を楽しみましょう。
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